Vegaマイクロアーキテクチャ

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Vegaマイクロアーキテクチャとは、2017年にAMDが発表したGPUアーキテクチャです。

同社の「GCN (Graphics Core Next)」の第5世代にあたります。従来のPolarisマイクロアーキテクチャから大きく刷新され、ハイエンド市場に再び挑むための基盤となりました。

なお、2019年にRDNAマイクロアーキテクチャが登場したためVegaは割と短命に終わりました。

主な特徴

DirectX 12.1

Next-Generation Compute Unit (NCU)

従来のCUを刷新し、32-bit演算に加えて16-bit (FP16) や8-bit (INT8) のSIMD演算をサポート。 深層学習やAIワークロードに対応し、低精度演算で高いスループットを実現。

ジオメトリパイプラインの強化

新たに「プリミティブシェーダ (Primitive Shader)」を導入。 ジオメトリ処理のスループットを従来比で約2倍に向上。

新しいメモリ階層

HBM2 (High Bandwidth Memory 2) を採用し、大容量かつ高帯域幅を実現。 L2キャッシュの拡張やレンダーバックエンドのキャッシュ化でデータ移動を最適化。 将来的な不揮発性メモリ技術を見据えた設計。

高クロック動作とFinFETプロセス

14nm FinFETプロセスを採用し、動作周波数を大幅に引き上げ。 消費電力あたりの性能を改善。

主な製品

  • Radeon RX Vega = 末尾にコア数が記載される。
  • Radeon VII = 7nmプロセスに改良された後期版

関連項目