MediaTek Dimensity 8500
MediaTek Dimensity 8500とは、2026年1月にMediaTekが発表したSoCです。
同時発表となった「Dimensity 9500s」がハイエンド向けであり、 この「Dimensity 8500」はミドルレンジということになっています。ただDimensity 8500もかなりハイエンドに近い製品となっています。
製造プロセス
- TNMC N4P
CPU
- Cortex-A725 3.4GHz x1
- Cortex-A725 3.2GHz x3
- Cortex-A725 2.2GHz x4
CPUはオールビックコア、かつCPUクラスタごとに「最大周波数が違う」という最近のMediaTekが好んで採用している構成になっています。シングルスレッド性能が必要なときは1コアだけ3.4GHzで動かして、高負荷かつ4スレッドまでは3.2GHz、8スレッド以上やサーマルスロットリング時は2.2GHzという動作になると思われます。高効率・省電力などという軟弱な概念はありません。
GPU
- Mali-G720 MC8
GPUが大幅に強化されています。Dimensity 8400比で消費電力は20%省電力化しつつピーク性能は25%も向上しているそうです。売り文句は「モバイル機器で「現実的なレイトレーシング」をもたらす初の製品」だそうです。このSoCを搭載したスマホであればガチャで激レアを引いたときの輝きが桁違いになります。
NPU
- MediaTek NPU 880
カメラ
- 4K HDR
4K HDR 60fps シネマティックで撮影できるスマホはほとんどありません。iPhone Proシリーズ、そして高級車向けドライブレコーダー用の動画チップを別途搭載しているGalaxy Sシリーズくらいしかありません。それがミドルレンジ帯の製品でも利用できるようになるのは地味に画期的なことです。
メモリ
- LPDDR5X, 9600Mbps
パソコン向けSoC「Snapdragon X Elite」「Ryzen AI Max+ 395」などと同じLPDDR5Xを採用しています。
モデム
- 5Gモデム 最大5.17Gbps DL
- 3キャリアアグリゲーション
- デュアルSIMデュアルスタンバイ
- MediaTek UltraSave 3.0+