L2キャッシュ(エルツーキャッシュ、level 2 cache)とは、CPUメインメモリの間に存在するキャッシュメモリの一種です。

L2キャッシュは、CPUが必要とするデータや命令を高速にやり取りするために設けられたメモリ階層のうち、2番目に位置するキャッシュメモリです。L1キャッシュ(1次キャッシュ)が最も高速かつ容量が小さいのに対し、L2キャッシュはL1よりも容量が大きく、速度はやや遅くなりますが、それでもメインメモリよりは格段に高速です。

近年のパソコン向けのマルチコアCPUでは、コア単位でL2キャッシュを持ち、さらに全コア共有のキャッシュメモリとしてL3キャッシュを搭載しているものが一般的です。スマホ向けなどの省電力製品ではL2キャッシュが全コア共有となっているものもあります。

容量と速度 編集

  • L1キャッシュよりも容量が大きく(数百KB~数MB程度)、速度はL1より遅いがメインメモリよりは速い。
  • 近年のCPUでは、コアごとにL2キャッシュが割り当てられることが多い。
  • L2キャッシュのレイテンシ(遅延時間)はL1より長いが、メインメモリよりは短い。

昔ばなし 編集

昔のパソコンはL2キャッシュをCPUではなくマザーボード上に搭載していました。