電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム
電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラムとは、セガが発売した戦闘用の巨大ロボット(バーチャロイド)を操って敵と対戦する対戦アクションゲーム「電脳戦機バーチャロン」の2作目である。通称オラタン。
なお、『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム』と名の付く作品は、
- ver.5.2 - 最初期のアーケード版
- ver.5.4 - アーケード版の改良
- ver.5.45 - ドリームキャストへの移植版
- ver.5.66 - NAOMIで作り直されたアーケード版
と、複数存在し、特に最初期のver.5.2と現行のver.5.66では、初代「ストリートファイター2」と「スーパーストリートファイターII」並に大きな違いがあるので注意が必要。便宜上、同一ページにしているが項目の分離を検討した方がいいかも?
通称はオラタン、略称は電戦トリオ。
対戦 [編集 | ソースを編集]
ドリームキャストに移植されたVer.5.45はアナログ電話回線主体であった当時の通信環境に正面から喧嘩を売り見事大勝利を収めた。→ネッタン
某漫画家がネッタンで困るほどの金を使ったことで有名。
ネッタンには超絶ランカーとして「ダークモモタロウ」が君臨する。
そんなネッタンも2001年8月をもってサービス終了したことでオラタン対戦は滅亡するかと思われた。 だが、その後もガンダムvsシリーズなどの似たようなゲームが複数登場するも、どれもオラタンを越えるには至らず、アーケード版の稼働開始から10年以上経った今なお、多くのゲームセンターでオラタンは稼働し続けている。
そして2009年4月29日、Xbox360にてXbox Liveでの対戦を引っ提げ奇跡の復活を遂げたことにより、多くのオラタン信者は感極まり大粒の涙を流しながら指が折れるほど遊んだとさ。
ストーリー [編集 | ソースを編集]
中堅玩具メーカーである「ナカマプラモ」は、新商品としてマイコンを組み込んだ格闘人形であるプラレスラーのキットと、プラレスラーを用いた競技・プラレスを提唱しようと、試作品のトライアルを数名の特別会員に依頼した。そのうちの一人、素形3四郎操るテムジンは、同じくトライアルを頼まれた特別会員の笹本悟操るバル・バス・バウをからくも破る。しかしその勝利の直後、全国から押し寄せた腕自慢のマニア達が持参したプラレスラーとの対戦を求められ、ナカマプラモ主宰で第1回日本プラレス選手権大会が行なわれることとなった。決勝戦で強豪黒崎玄剛のベルグドルを相討ち同然で倒したものの、テムジンのあまりの破損に3四郎は優勝を返上、初代プラレスチャンピオンは空位となる。
バーチャロイド [編集 | ソースを編集]
テムジン [編集 | ソースを編集]
人類初の量産型バーチャロイドで、ヒーロー然とした外見のバーチャロイド。
ビームランチャーとソードが一体となった武器を携行し、敵攻撃をかき消すボムも持っている。
極めて汎用性が高く、柔軟な運用を可能とする機体であるため、主に戦場の最前線で用いられる。
形式名のMBVは、主戦闘バーチャロイド(Main Battle Virtuaroid)の略。
DN社内部の0プラントが生産を行っている。
ライデン [編集 | ソースを編集]
肩部に宇宙巡洋艦用レーザー発振ユニットを持ち、
装甲も他機種よりワンランク上のものが用いられたため、破壊力と防御力は絶大である
(それが認められ「重戦闘バーチャロイド」という物が開発されてゆくきっかけになるほどだったという)ものの、
機動力がトレードオフとなっている。
アファームド [編集 | ソースを編集]
テムジンをベースとして(加えて、テムジンの「後継機」というのも兼ねて)近接戦を強化し製造された。
メイン武器は両碗部に取り付けられたビームトンファーで、このビーム発振器はジェネレーターに直結されており、絶大な破壊力を誇る。
ジェネレーターもテムジンのそれよりも余裕を持たせてあるため、トンファー攻撃時の踏み込み速度は音速を超える。
グリスボック [編集 | ソースを編集]
DNAによって支援攻撃VR(SAV)として制式採用された。
いわゆる「ボツク系列」と呼ばれるこれらのVR群は、基本性能のインフレ化する第2世代型 VRに求められる汎用性に対して、
一つの回答を提示するユ二ット・スケルトン・システム(USS)の概念を導入、これの実用化に成功した画期的な機体である。
このシステムの採用によって、RNA側のアファームド・シリーズに比肩しうる柔軟性に富んだ機体構造を有するようになり、
その後、様々な派生型を生み出していった。
関連作品 [編集 | ソースを編集]
関連項目 [編集 | ソースを編集]
外部リンク [編集 | ソースを編集]
その他[編集 | ソースを編集]
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