AptX
aptXとは、Qualcommが開発したBluetoothオーディオコーデックであり「CD音質相当」を目指した圧縮方式です。
Snapdragonを搭載したAndroidで一般的な方式です。なお、MediaTek系のSoCはiPhoneと同じAACを採用していることが多いので注意しましょう。
基本スペック[編集 | ソースを編集]
- 量子化ビット数:16bit
- サンプリング周波数:44.1kHzまたは48kHz
- 最大ビットレート:352kbps(44.1kHz時)、384kbps(48kHz時)
- 遅延:約70ms(±10ms程度)
- チャンネル数:ステレオ対応
圧縮アルゴリズムの詳細[編集 | ソースを編集]
aptXは専用の音声圧縮技術を用いており、音質劣化を抑えつつ効率的にデータを圧縮するのが特徴。圧縮の仕組みは、音声信号を小さなデータブロックに分け、それぞれのブロックをモード分析し周波数領域に変換、重要な部分を優先的に残す可変ビットレート対応の圧縮を行う。これにより、音楽信号のディテールをなるべく損なわずに伝送可能としている。
また、aptXは低遅延設計がされており、映像と音声の同期が重要な用途にも適している。信号の圧縮やエンコード処理の効率化によって、遅延をSBCと比較して大幅に抑えている。
音質の特徴[編集 | ソースを編集]
- SBCより高い音質が得られ、CD並みの再現性がある
- 低遅延設計により、映像やゲームの音声同期が優れている
- より少ない音の損失でBluetooth伝送が可能