「Glasgow Haskell Compiler」の版間の差分
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2014年3月27日 (木) 23:49時点における版
Glasgow Haskell Compiler(読み:ぐらすごー・はすける・こんぱいらー、略称:GHC)とは、Haskell実装のひとつであり本流である。 Haskellと言えばGHC、GHCと言えばHaskellである。
概要
GHCはその名称の一部に「コンパイラ」と名乗っているが、実はインタプリタも含んでいる。
もともとはイギリスのグラスゴー大学のサイモン・ペイトン・ジョーンズ[1]という人によって開発されていたものだが、その人がケンブリッジ大学を経て、マイクロソフトに就職した関係で、現在はケンブリッジにあるマイクロソフトの研究所(Microsoft Research Cambridge)が中心となって開発を行っている。
Linux、Windows、Mac OS X、FreeBSDが主要プラットフォームとなっておりビルド済みのパッケージが提供されている。その他の環境でもソースからコンパイルすれば動くかもしれない。 [2]
インストール
Mac OS X
Mac OS X向けのパッケージが公式配布されている[3]。 ただしMac OS Xにはアンインストールの概念がなく気持ちが悪い。
そこでMac OS XではHomebrewを使うと簡単にインストールもアンインストールもできるようになる。
HomebrewでGHCのみをインストールする場合は以下のようにする。
$ brew install ghc
HomebrewでHaskell Platform(便利なライブラリやツールの詰め合わせ)をインストールする場合は以下のようにする。Haskell Platformのインストール時はghcがインストールされた後に裏でghcが動いてガシガシとコンパイルが掛かるので長い時間を要する。気長に待とう。
$ brew install haskell-platform
関連項目
- Haskell Platform - GHCを中心に様々な便利ライブラリなどをパッケージにしたHaskellディストリビューション
- GHC - GHCに含まれるコンパイラ
- GHCi - GHCに含まれるインタプリタ
- The Haskell Cabal - Haskell用のパッケージシステム。C#のNuGet、PHPのPEAR、RubyのRubyGemsのようなものである。
- Haskell - プログラミング言語についてはこちらを参照