「イーサリアム」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「'''イーサリアム'''(英語:ethereum)とは、イーサリアム・プロジェクト<ref>[https://www.ethereum.org イーサリアム・プロジェクト]...」)
 
2行目: 2行目:
  
 
==概要==
 
==概要==
イーサリアムとは、大雑把にいえば[[ビットコイン]]のような[[ブロックチェーン]]と[[公開鍵暗号]]という2つの技術を組み合わせて、世に存在するあらゆる「契約」を記録しようというものである。いわゆる第三者の立会人や公証人役場のような機能を、[[ビットコイン]]のような仕組みでそこに参加する人々が「ある契約の成立を見届け確定させる」というシステムである。なお「契約」がどのような内容であるかは知ったことではない。
+
イーサリアムとは、大雑把にいえば[[ビットコイン]]のような[[ブロックチェーン]]と[[公開鍵暗号]]という2つの技術を組み合わせて、世に存在するあらゆる「契約」を記録しようというものである。
 +
 
 +
いわゆる第三者の立会人や公証人役場のような機能を、[[ビットコイン]]のような仕組みでそこに参加する人々が「ある契約の成立を見届け確定させる」というシステムである。なお「契約」がどのような内容であるかは知ったことではない。
  
 
イーサリアム・プロジェクトでは、電子契約の履行履歴をブロックチェーンに記録していくethereumネットワークを立ち上げることが計画されている。このネットワーク上では、ネットワーク参加者が「ether」と呼ばれる一定の報酬のもと、ブロックチェーン記録の真正性を暗号学的かつ分散的に保証していく。
 
イーサリアム・プロジェクトでは、電子契約の履行履歴をブロックチェーンに記録していくethereumネットワークを立ち上げることが計画されている。このネットワーク上では、ネットワーク参加者が「ether」と呼ばれる一定の報酬のもと、ブロックチェーン記録の真正性を暗号学的かつ分散的に保証していく。

2015年8月3日 (月) 08:19時点における版

イーサリアム英語:ethereum)とは、イーサリアム・プロジェクト[1]が2014年2月より取り組む、電子契約(Contract)用の通信プロトコルの名称、およびそれに関連するオープンソース・プロジェクトの総称である。

概要

イーサリアムとは、大雑把にいえばビットコインのようなブロックチェーン公開鍵暗号という2つの技術を組み合わせて、世に存在するあらゆる「契約」を記録しようというものである。

いわゆる第三者の立会人や公証人役場のような機能を、ビットコインのような仕組みでそこに参加する人々が「ある契約の成立を見届け確定させる」というシステムである。なお「契約」がどのような内容であるかは知ったことではない。

イーサリアム・プロジェクトでは、電子契約の履行履歴をブロックチェーンに記録していくethereumネットワークを立ち上げることが計画されている。このネットワーク上では、ネットワーク参加者が「ether」と呼ばれる一定の報酬のもと、ブロックチェーン記録の真正性を暗号学的かつ分散的に保証していく。

同プロジェクトは、ethereumネットワークを売買契約・決済をはじめとした各種の電子契約の信頼性を担保するため、活用可能とすることを目指している。

関連項目

参考文献