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イーサリアム・プロジェクトでは、電子契約の履行履歴をブロックチェーンに記録していくethereumネットワークを立ち上げることが計画されている。このネットワーク上では、ネットワーク参加者が「ether」と呼ばれる一定の報酬のもと、ブロックチェーン記録の真正性を暗号学的かつ分散的に保証していく。 | イーサリアム・プロジェクトでは、電子契約の履行履歴をブロックチェーンに記録していくethereumネットワークを立ち上げることが計画されている。このネットワーク上では、ネットワーク参加者が「ether」と呼ばれる一定の報酬のもと、ブロックチェーン記録の真正性を暗号学的かつ分散的に保証していく。 |
2015年8月3日 (月) 08:19時点における版
イーサリアム(英語:ethereum)とは、イーサリアム・プロジェクト[1]が2014年2月より取り組む、電子契約(Contract)用の通信プロトコルの名称、およびそれに関連するオープンソース・プロジェクトの総称である。
概要
イーサリアムとは、大雑把にいえばビットコインのようなブロックチェーンと公開鍵暗号という2つの技術を組み合わせて、世に存在するあらゆる「契約」を記録しようというものである。
いわゆる第三者の立会人や公証人役場のような機能を、ビットコインのような仕組みでそこに参加する人々が「ある契約の成立を見届け確定させる」というシステムである。なお「契約」がどのような内容であるかは知ったことではない。
イーサリアム・プロジェクトでは、電子契約の履行履歴をブロックチェーンに記録していくethereumネットワークを立ち上げることが計画されている。このネットワーク上では、ネットワーク参加者が「ether」と呼ばれる一定の報酬のもと、ブロックチェーン記録の真正性を暗号学的かつ分散的に保証していく。
同プロジェクトは、ethereumネットワークを売買契約・決済をはじめとした各種の電子契約の信頼性を担保するため、活用可能とすることを目指している。