「エンタープライズ向けHDD」の版間の差分

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== 価格 ==
 
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エンタープライズ向けHDDの価格は似たようなスペックの[[デスクトップ向けHDD]]の10倍前後が相場となっている。業務用は[[量産]]される数も少ないため高価になりがちである。
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エンタープライズ向けHDDの価格は似たようなスペックの[[デスクトップ向けHDD]]の10倍前後が相場となっている。
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まず、業務用は[[量産]]される数も少ないため高価になりがちである。
  
 
また、エンタープライズ向けHDDは価格も高いが保証期間も長いのが特徴である。これは交換パーツが無くなりシステムが動かせなくなるという事態を回避するためという意味合いも大きい。だが保証期間が長くなるということは、型落ちしても製造し続けなければならないという事でもあり、生産ラインの無駄とも言え、どうしても[[コスパ]]が悪くなる。これがさらに価格を押し上げている要因となっている。
 
また、エンタープライズ向けHDDは価格も高いが保証期間も長いのが特徴である。これは交換パーツが無くなりシステムが動かせなくなるという事態を回避するためという意味合いも大きい。だが保証期間が長くなるということは、型落ちしても製造し続けなければならないという事でもあり、生産ラインの無駄とも言え、どうしても[[コスパ]]が悪くなる。これがさらに価格を押し上げている要因となっている。

2014年3月4日 (火) 02:28時点における版

エンタープライズ向けHDD英語:enterprise hdd)とは、サーバーなどで使われる最高級なハードディスク製品の総称である。

概要

業務で使うハードディスクはケチってはならない。壊れてなくても定期的に交換しよう。壊れてからでは手遅れだ。

耐久性

エンタープライズ向けHDDは24時間365日の稼働を想定して作られている。なお、デスクトップ向けHDDは8時間1ヶ月20日稼働くらいを想定されて作られている。そのため保証期間も長めに設定されているものが多い。

さらに保証期間内であれば電話一本で交換品を送ってきてくれたりするものもある。家庭用であれば基本的に現物交換であるが、業務用では「壊れた!助けて!」とコールセンター電話すると紳士協定で交換品を送ってくれるのである。

パソコンに搭載されているHDDとの最大の違いは衝撃を吸収する機構の有無であると言われている。サーバーではRAIDを組むのが当たり前のようになっているため、常に周囲のHDDが発する振動を受ける。それらが原因で故障しないように工夫されているという。

価格

エンタープライズ向けHDDの価格は似たようなスペックのデスクトップ向けHDDの10倍前後が相場となっている。

まず、業務用は量産される数も少ないため高価になりがちである。

また、エンタープライズ向けHDDは価格も高いが保証期間も長いのが特徴である。これは交換パーツが無くなりシステムが動かせなくなるという事態を回避するためという意味合いも大きい。だが保証期間が長くなるということは、型落ちしても製造し続けなければならないという事でもあり、生産ラインの無駄とも言え、どうしてもコスパが悪くなる。これがさらに価格を押し上げている要因となっている。

関連項目

参考文献