ページ「ワッパ」と「GB単価」の間の差分

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'''ワッパ'''(語源:watt performance)とは、消費電力(1ワット)あたりの性能(パフォーマンス)がどれだけ優れているかを示す[[ネットスラング]]である。
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#転送 [[ギガバイト単価]]
 
 
== 概要 ==
 
ワッパとは[[コスパ]]を追求した結果に生まれた言葉である。[[コスパ]]という言葉が叫ばれだした当初は[[PCパーツ]]の購入費用([[イニシャルコスト]])のみで考える者が多かったが、時代と共に[[電気代]]などの維持費([[ランニングコスト]])にも目を向けられるようになってきた。
 
 
 
ワッパと言っても明確な「性能」の基準値はなく、その算出方法は製品や時と場合により異なる。たとえば[[CPU]]や[[GPU]]であれば2製品以上で特定の[[ベンチマークソフト]]でスコアを競い、同時に[[消費電力]]も計測することでワッパを求めるなどと言った手法がとられる。
 
 
 
なお、[[HPC]]や[[家庭用ゲーム機]]の世界では[[CPU]]や[[GPU]]の性能を示す場合に[[MIPS]]や[[FLOPS]]などと言った単位が古くから用いられてきたが、性能が頭打ちで伸び率が鈍化している[[PC]]や[[スマホ]]の世界ではワッパこそ命になりつつある。近年では[[HPC]]の世界でもワッパが重要視され始めており、一昔前までの[[スパコン]]の性能は[[LINPACK]]のスコアで単純に順位付けをする[[Top500]]が主流であったが、現在ではLINPACKのスコアをワット数で割った値で順位付けをする[[Green500]]で宣伝しているスパコンメーカーも増えつつある。
 
 
 
また、[[サーバー]]の世界でもワッパが流行の兆しを見せている。けっして安くはない[[データセンター]]の[[サーバーラック]]の費用を削減するために、[[ブレードサーバー]]にはじまり、今や縦挿しの[[HP Moonshot System]]や[[45Drives]]などのような単純なワッパではなく、「立方センチメートルあたりのワッパ」を追求した製品も登場しはじめている。さらに[[Amazon]]や[[Google]]といった想像を絶する規模の[[サーバー]]を運用している企業では[[ODM (Original Design Manufacturer)]]と呼ばれる特注PCで限界までワッパを高めるといった手法が取られている。
 
 
 
なお、他社製品とのワッパ勝負では不都合な場合に「[[IPC (Instructions Per Clock)]]」などと言った意味不明な値で宣伝している企業も多い。
 
ちなみにワッパを無視して性能を追求する人は、[[ハイスペック]]と[[廃人]]をかけて「[[廃]]」と呼ばれる。
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[コスパ]]
 
* [[GB単価]]
 
* [[原発がらみで偶然死んだり逮捕された人]]
 
 
 
== 参考文献 ==
 
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2013年12月18日 (水) 03:08時点における最新版