「ディスプレイエミュレーター」の版間の差分
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2019年1月7日 (月) 02:38時点における最新版
ディスプレイエミュレーターとは、OSに対して「ディスプレイが接続されている」と誤認識させる機器のことである。「ダミープラグ」などとも呼ばれる。
ディスプレイエミュレーターは主にリモートデスクトップ系のソフトウェアで高解像度を利用するために使われる。
リモートデスクトップ系のソフトウェアの多くはパソコン本体に接続されているディスプレイの内容を丸々転送するものが主流であり、ディスプレイの解像度がリモートデスクトップの解像度となる。さらにパソコンにディスプレイが繋がっていない時はSVGA(800x600)やXGA(1024x768)しか利用できないソフトウェアも多く、そもそも接続エラーになるものまで存在した。また、古いMacのVNCではマウスの挙動が異常に遅くなるなどのバグも存在した。
これらの解決手段としてはリモートデスクトップ先のパソコンに高解像度のディスプレイを接続しておくことであるが、リモートデスクトップで利用するような用途のパソコンに高解像度のディスプレイを常時繋げておくのは電気の無駄である。サーバー用途だとすると面積の無駄でもある。
そこで登場したのがディスプレイエミュレーターである。秋葉原やAmazonあたりで1000円も出せば買える。ググれば手持ちのケーブルをぶった切って自作する方法もたくさん出てくるぞ。