パソナルーム

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パソナルームとは、大手クソゲー製造会社のセガが、バブル崩壊の後遺症と、相次ぐ家庭用ゲーム機の失敗によって、退職金も払えないほど経営難に陥り、退職金をケチるために自己都合退職に追い込むという目的で設置開設した座敷牢のことである。

パソナルームの正式名称は「人事調整室」である。

概要

パソナルームは16畳ほどで長机が2つ並べられている地下の部屋であり、午前9時の始業から午後5時45分の退社時刻まで仕事を与えられずに待機するよう命じられ、そこで毎日勤務させるという。

  • 内線電話が1本あるだけ(外線は繋がらない)
  • 私物の持ちこみは禁止
  • 外出には人事部の許可が要る
  • 地下室なので窓がない
  • 空調が無い

報道など

このパソナルームの想像を絶する悲惨さは「他人の不幸は面白い」の筆頭格であり、1999年6月頃から週刊誌などに取り上げられるようになる。

盛り上がりはさらに加速しフジテレビがテレビドラマ「彼女たちの時代」(1999年7月7日~9月22日放送)の中で椎名桔平が勤務していた部屋として再現されるまでに至った。

結末

パソナルーム送りになった元セガ社員が1999年年10月18日に不当解雇撤回などの仮処分を申し立てる訴訟をおこし、その判決は「解雇権の乱用」としてセガに12か月分の賃金支払いを命じ、セガの全面敗訴となった。

その後も労働組合のメンバーなど12人が次々と訴訟をおこすに至りセガは憤死した。

パソナルーム絡みの想像を絶する他人の不幸の面白さにメディアもネットも騒然となり、不当解雇パワーハラスメントの代表例として瞬く間に日本中に知れ渡ることになる。そして今なお他社のリストラの話題でも必ずと言っていいほど「パソナルーム」という言葉が出現するに至っており、企業ブランドの再構築は絶望的と言える。

なおセガのゲームを愛するマジキチ信者の間では「美談」として語り継がれている。

[1]

関連項目

参考文献

  1. http://wayback.archive.org/web/20010413120204/http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010401/dom/08150000_maidomm141.html <特報・リストラ>転籍拒否なら「隔離部屋」セガが12人に辞令(毎日新聞) 2001年4月1日(日) 8時15分