「パンチカード」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→関連項目) |
|||
10行目: | 10行目: | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
* [[Fortran]] | * [[Fortran]] | ||
+ | * [[COBOL]] | ||
== 参考文献 == | == 参考文献 == |
2014年9月16日 (火) 03:56時点における版
パンチカード(英語:punch card)とは、輸送中に転倒して列び順がグチャグチャになると諸先輩方からパンチを喰らう紙を使用した記録媒体の1つである。
概要
パンチカードとは各種試験などで使われるマークシートのようなものである。このパンチカードと呼ばれる紙にソースコードを記載し、ページ順を整えて、読み取り機にセットすると、順次デジタルなデータとして読み取られるという。パンチカードは主にFortranやCOBOLを主力とする大型機の世界で使われていた。
パンチカードと似たような物に「穿孔テープ」というがあるが、こちらはパンチカードのように1枚1枚がバラバラではなく、一本のテープ状に繋がったものである。穿孔テープであれば輸送中に転んでも列び順がグチャグチャになることはない。こちらは初期のパソコンなどの小型機に多かった方式である。
穿孔テープよりもパンチカードは輸送や管理が面倒ではあるが、1枚単位に分かれていることでページ単位でデバッグおよびソースコードの修正(差し替え)ができるという特徴があり、大人数が関わりあうデスマーチぎみなプロジェクトでは人気が高かったと言われている。