「ベンチャー企業」の版間の差分

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==概要==
 
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ベンチャー企業は和製英語なので海外では通じない。
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まずベンチャー企業は[[和製英語]]なので海外では通じないので注意しよう。
英語圏で「ベンチャー」という場合は[[ベンチャーキャピタル]](や個人投資家)をを指すので注意しよう。
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英語圏で単に「ベンチャー」という場合は[[ベンチャーキャピタル]](や個人投資家)を指す。
ちなみに英語で似たような言葉は「[[スタートアップ企業]]」である。
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ちなみに日本語のベンチャー企業に相当する[[英語]]は「[[スタートアップ企業]]」である。
  
 
[[スタートアップ企業]]は、単なる新規開業ではなく、また日々の安定した収益と長期成長を目指すのでもなく、爆発的な急成長による一獲千金を狙う人々の一時的な集合体であるとされる。
 
[[スタートアップ企業]]は、単なる新規開業ではなく、また日々の安定した収益と長期成長を目指すのでもなく、爆発的な急成長による一獲千金を狙う人々の一時的な集合体であるとされる。
 
これはあらかじめ[[ビジネスモデル]]を明確に決定し、それが「いける」と思ったものが集まり起業する。
 
これはあらかじめ[[ビジネスモデル]]を明確に決定し、それが「いける」と思ったものが集まり起業する。
つまり、あくまで商品はビジネスモデルであると言える。
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つまり、スタートアップ企業における主力の商品は「[[ビジネスモデル]]」であると言える。
 
儲かったら会社を売り払い利益を分配して次いってみようである。
 
儲かったら会社を売り払い利益を分配して次いってみようである。
  
一方で日本でいうベンチャー企業は日々の安定した収益と長期成長を目指す新興企業を指していることが多く、それどころか[[スモールビジネス]]全般を指していることすら多い。
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一方で日本でいうベンチャー企業は、日々の安定した収益と長期成長を目指す新興企業を指していることが多く、それどころか[[スモールビジネス]]全般を指していることすら多い。設立から2〜3年以上も経過して芽も出てなければ、それはただの零細企業である。日本では起業後に[[ビジネスモデル]]を模索することから始めることが多く、たとえビジネスモデルが失敗しても「解散して次いってみよう」とはならず、ただの[[ブラック企業]]となることが多い。
起業後に[[ビジネスモデル]]を模索することから始めることが多く、たとえビジネスモデルが失敗しても「解散して次いってみよう」とはならず、ただの[[ブラック企業]]となることが多い。
 
  
 
==関連項目==
 
==関連項目==

2016年6月10日 (金) 04:04時点における版

ベンチャー企業とは、起業したばかりの零細企業を指す和製英語である。

概要

まずベンチャー企業は和製英語なので海外では通じないので注意しよう。 英語圏で単に「ベンチャー」という場合はベンチャーキャピタル(や個人投資家)を指す。 ちなみに日本語のベンチャー企業に相当する英語は「スタートアップ企業」である。

スタートアップ企業は、単なる新規開業ではなく、また日々の安定した収益と長期成長を目指すのでもなく、爆発的な急成長による一獲千金を狙う人々の一時的な集合体であるとされる。 これはあらかじめビジネスモデルを明確に決定し、それが「いける」と思ったものが集まり起業する。 つまり、スタートアップ企業における主力の商品は「ビジネスモデル」であると言える。 儲かったら会社を売り払い利益を分配して次いってみようである。

一方で日本でいうベンチャー企業は、日々の安定した収益と長期成長を目指す新興企業を指していることが多く、それどころかスモールビジネス全般を指していることすら多い。設立から2〜3年以上も経過して芽も出てなければ、それはただの零細企業である。日本では起業後にビジネスモデルを模索することから始めることが多く、たとえビジネスモデルが失敗しても「解散して次いってみよう」とはならず、ただのブラック企業となることが多い。

関連項目

参考文献