「マイクロORM」の版間の差分

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(言葉の誤りを訂正。RDBの文脈において「リレーション」とはテーブルを指す(この「リレーション」は数学用語の「関係(二項関係)」に由来する)。テーブル同士のつながりは「リレーションシップ」。)
 
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マイクロORMと呼ばれるものの多くは、[[プログラミング言語]]の[[構造体]]や[[クラス]]と、[[リレーショナルデータベース]]の[[テーブル]]を対応づけ、[[SQL]]をより簡便に扱えるように特化したものがほとんどである。
 
マイクロORMと呼ばれるものの多くは、[[プログラミング言語]]の[[構造体]]や[[クラス]]と、[[リレーショナルデータベース]]の[[テーブル]]を対応づけ、[[SQL]]をより簡便に扱えるように特化したものがほとんどである。
  
[[Active Record]]や[[Hibernate]]、[[Entity Framework]]などといった重量級の[[ORM]]における主要機能である「[[外部キー]]を頼りに[[リレーション]]を自動解決する機能」などを排したものがほとんどで、「SELECTの結果を連想配列ではなくクラスで受け取れる」といったテーブルとクラスのマッピングを行う程度のものばかりである。
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[[Active Record]]や[[Hibernate]]、[[Entity Framework]]などといった重量級の[[ORM]]における主要機能である「[[外部キー]]を頼りに[[リレーションシップ]]を自動解決する機能」などを排したものがほとんどで、「SELECTの結果を連想配列ではなくクラスで受け取れる」といったテーブルとクラスのマッピングを行う程度のものばかりである。
 
 
このため「マイクロORMはリレーションを解決してないのでORMではなく名称的におかしい」という意見もよく聞くが、そんな細かいことを気にするとハゲるので気にしてはならない。
 
  
 
== 主なマイクロORM ==
 
== 主なマイクロORM ==

2021年10月26日 (火) 10:39時点における最新版

マイクロORM(読み:まいくろおーあーるえむ、英語:Micro ORM)とは、機能を省きまくり徹底的に軽量化したORMの総称である。

概要[編集 | ソースを編集]

マイクロORMと呼ばれるものの多くは、プログラミング言語構造体クラスと、リレーショナルデータベーステーブルを対応づけ、SQLをより簡便に扱えるように特化したものがほとんどである。

Active RecordHibernateEntity Frameworkなどといった重量級のORMにおける主要機能である「外部キーを頼りにリレーションシップを自動解決する機能」などを排したものがほとんどで、「SELECTの結果を連想配列ではなくクラスで受け取れる」といったテーブルとクラスのマッピングを行う程度のものばかりである。

主なマイクロORM[編集 | ソースを編集]

.NET FrameworkおよびMono[編集 | ソースを編集]

Java[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]