「リソース・アクション・プログラム」を編集中
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− | '''リソース・アクション・プログラム''' | + | '''リソース・アクション・プログラム'''(英語:Resource Action Program、略:RAプログラム)とは、[[IBM]]で実施されている[[リストラ]]の名称である。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 「日本よ、これがリストラだ」というくらい欧米式の直球なのが特徴だとされる。 | |
− | + | RAプログラムが初めて日本で実施されたのは2008年のことだとさる。[[外資系企業]]らしく[[日本企業]]の[[リストラ]]のように[[圧迫面接]]や[[パソナルーム]]のような回りくどいことは一切せず、就業時間中にいきなり解雇通告が公布され即解雇だという。 | |
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== 主な事例 == | == 主な事例 == | ||
− | + | 9月18日午後5時5分前。本社の[[セカンドマネジャー]](部長級)が職場に来ていました。男性の方へ寄ってきて、「5時から[[ミーティング]]なので、待っていて」と会議室に行くよう指示しました。待っていると[[セカンドマネジャー]]ではなく知らない2人が入ってきました。人事担当者でした。 | |
− | + | おもむろに、書面を読み上げ始めます。 | |
− | + | 「貴殿は、業績が低い状態が続いており…」 | |
− | + | 解雇通告らしいと思いました。「ちょっと待って。よく聞き取れない」といってもそのまま読み続けました。渡された書面をあわてて目で追うと解雇理由は男性が業績不良だからというものでした。 | |
− | * | + | * 解雇予告手当だけ支払い8日後の26日付で解雇する |
− | * | + | * ただし2日後の20日までに自主退職すれば退職加算金を用意する(金額は書面に明示しない)―。 |
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− | + | すでに午後5時20分をまわっています。終業時刻の5時36分まであと約15分です。同僚がまだ仕事を続けるなか上司の監視をうけながら私物の整理をさせられました。「まるで、犯罪者のような扱いです。同僚にあいさつすらさせてもらえなかった」。このとき以来、一歩も職場に入れません。 | |
− | 親しい同僚には後日[[メール]] | + | 親しい同僚には後日[[メール]]であいさつを送りましたが、無視されました。のちに同僚のひとりから「かかわったら危ないと思って[[メール]]は削除した」と打ち明けられました。 |
− | + | 男性は「これまで会社のためを思って社内にいる請負労働者の扱いが派遣法違反の『[[偽装請負]]』になる可能性があることを進言したり改善を求めてきた。それで目をつけられたのかもしれないが、こんな形の解雇をされるのかとぼう然とした」と語ります。 | |
<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-29/2012102901_01_1.html 午後5時解雇通告。「終業までに私物まとめろ。明日から出社禁止だ」/日本IBMこの非道/「ロックアウト解雇」 労働者撤回求め提訴]</ref> | <ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-29/2012102901_01_1.html 午後5時解雇通告。「終業までに私物まとめろ。明日から出社禁止だ」/日本IBMこの非道/「ロックアウト解雇」 労働者撤回求め提訴]</ref> | ||
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== 主な対象者 == | == 主な対象者 == | ||
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* 50歳以上、かつ今後の高い貢献を期待できない社員 | * 50歳以上、かつ今後の高い貢献を期待できない社員 | ||
* 今後も継続して[[アウトソーシング]]可能な業務への従事が見込まれ、組織変更が難しい社員 | * 今後も継続して[[アウトソーシング]]可能な業務への従事が見込まれ、組織変更が難しい社員 | ||
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== 裁判 == | == 裁判 == |