「ワークステーション」の版間の差分

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かつてはワークステーションと呼ばれるコンピューターは、[[RISC]]系の[[CPU]]をモリモリ積んでいたり、[[HDD]]が大容量だったり、[[ディスプレイ]]が高解像度だったり、[[イーサネット]]の端子が付いていたりと[[パソコン]]とは別に扱われていた。
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かつてはワークステーションと呼ばれる[[コンピューター]]は、[[RISC]]系の[[CPU]]をモリモリ積んでいたり、[[HDD]]が大容量だったり、[[ディスプレイ]]が高解像度だったり、[[イーサネット]]の端子が付いていたりと[[パソコン]]とは別に扱われていた。
  
ただし、ワークステーションの外観や機能は[[パソコン]]と何ら変わらず、[[パソコン]]が高性能化した今では同一のものとして扱われる。最近になってワークステーションと[[パソコン]]の境界線は曖昧になったと言われるが、[[Mac]]や[[X68000]]の信者たちは同製品をワークステーションだと言い張っていたことからもわかるように昔から同じようなものである。
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ただし、ワークステーションの外観や機能は[[パソコン]]と何ら変わらず、[[パソコン]]が高性能化した今では同一のものとして扱われる。
  
価格的には[[ハイエンドPC]]と比べると性能が1割増で価格は2倍である。
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最近になってワークステーションと[[パソコン]]の境界線は曖昧になったなどと言われるが、[[Mac]]や[[X68000]]の信者たちは同製品をワークステーションだと言い張っていたことからもわかるように昔から同じようなものである。つまり[[国民機]]になれなかった[[パソコン]]たちが差別化のためにハイエンド志向に走ったものの総称であると言える。
  
しかし、それでは[[ボッタクリ価格]]で売るというビジネスが成り立たないため、現在では特定の[[アプリケーション]]を[[プリインストール]]した[[パソコン]]を「ワークステーション」として販売していることが多く、ほとんどが[[ソフトウェア]]の価格である。
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価格的には[[ハイエンドPC]]と比べると性能が1割増すごとに価格は2倍になる。性能2割増しで価格4倍、性能3割増しで価格8倍である。
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しかし、最近では[[パソコン]]の性能も頭打ちであり、性能の上限にも限りがある。それでは[[ボッタクリ価格]]で売るというビジネスが成り立たないため、現在では特定の[[アプリケーション]]を[[プリインストール]]した[[パソコン]]を「ワークステーション」として販売していることが多く、ほとんどが[[ソフトウェア]]の価格である。
  
 
==関連項目==
 
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2014年10月27日 (月) 02:15時点における版

ワークステーション英語:workstation)とは、高性能なパソコンのことである。

概要

かつてはワークステーションと呼ばれるコンピューターは、RISC系のCPUをモリモリ積んでいたり、HDDが大容量だったり、ディスプレイが高解像度だったり、イーサネットの端子が付いていたりとパソコンとは別に扱われていた。

ただし、ワークステーションの外観や機能はパソコンと何ら変わらず、パソコンが高性能化した今では同一のものとして扱われる。

最近になってワークステーションとパソコンの境界線は曖昧になったなどと言われるが、MacX68000の信者たちは同製品をワークステーションだと言い張っていたことからもわかるように昔から同じようなものである。つまり国民機になれなかったパソコンたちが差別化のためにハイエンド志向に走ったものの総称であると言える。

価格

価格的にはハイエンドPCと比べると性能が1割増すごとに価格は2倍になる。性能2割増しで価格4倍、性能3割増しで価格8倍である。

しかし、最近ではパソコンの性能も頭打ちであり、性能の上限にも限りがある。それではボッタクリ価格で売るというビジネスが成り立たないため、現在では特定のアプリケーションプリインストールしたパソコンを「ワークステーション」として販売していることが多く、ほとんどがソフトウェアの価格である。

関連項目

参考文献