「救うのは、太陽だと思う。」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
13行目: 13行目:
 
<movie>https://www.nicovideo.jp/watch/sm4250517</movie>
 
<movie>https://www.nicovideo.jp/watch/sm4250517</movie>
  
このテレビCM版は、同社の[[太陽光発電]]そのものよりも、当時建造中で世界最大の[[液晶パネル]]と[[太陽光パネル]]の製造工場となるはずだった「堺コンビナート(正式名称:グリーンフロント堺)」を自慢する内容であった。
+
このテレビCM版は、同社の[[太陽光発電システム]]そのものではなく、当時建造中で世界最大の[[液晶パネル]]と[[太陽光パネル]]の製造工場となるはずだった「堺コンビナート(正式名称:グリーンフロント堺)」を自慢する内容であった。
  
 
ただ、このテレビCMが放映された翌2009年に[[リーマン・ショック]]が発生し、
 
ただ、このテレビCMが放映された翌2009年に[[リーマン・ショック]]が発生し、
2010年に稼働開始した堺コンビナートは大赤字を垂れ流し、
+
2010年に稼働を開始した堺コンビナートは大赤字を垂れ流し、
2012年に堺コンビナートを台湾のホンハイに売却(表向きは共同出資)、
+
2012年に堺コンビナートを台湾の[[ホンハイ]]に売却(表向きは共同出資)、
2016年にはシャープごと[[ホンハイ]]に買収された。
+
2016年には[[シャープ]]ごと[[ホンハイ]]に買収された。
  
 
要約すると「約1兆円もぶち込んで大赤字を垂れ流し」だ。
 
要約すると「約1兆円もぶち込んで大赤字を垂れ流し」だ。

2020年4月16日 (木) 01:26時点における版

救うのは、太陽だと思う。とは、2008年頃のシャープ太陽光発電システムの宣伝文句である。

概要

主に駅などに掲示された巨大ポスターやテレビCM「太陽とシャープ宣言」などで使用された。

ポスター

テレビCM

監督は田所貴司。 BGMはナポリ民謡歌曲の「'O sole mio」が使用されている。

このテレビCM版は、同社の太陽光発電システムそのものではなく、当時建造中で世界最大の液晶パネル太陽光パネルの製造工場となるはずだった「堺コンビナート(正式名称:グリーンフロント堺)」を自慢する内容であった。

ただ、このテレビCMが放映された翌2009年にリーマン・ショックが発生し、 2010年に稼働を開始した堺コンビナートは大赤字を垂れ流し、 2012年に堺コンビナートを台湾のホンハイに売却(表向きは共同出資)、 2016年にはシャープごとホンハイに買収された。

要約すると「約1兆円もぶち込んで大赤字を垂れ流し」だ。

このため「堺コンビナートは不都合な真実である」として現在は無かったことにされており、「救うのは太陽だと思う」「太陽とシャープ宣言」などのキーワードでググっても情報はあまり出てこない。 YouTubeなどでは軒並み削除され、ニコニコ動画に最後の一本が残されるのみとなった。