「ServiceStack OrmLite」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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もともとは[[Java]]向けの[[OrmLite]]を[[.NET]]に[[移植]]しようというプロジェクトであったが、実際に出来上がったものは全くの別物となっている。このため[[Java]]使いと[[.NET]]使いを並べて「OrmLite」を題材にすると会話が成立しない。よって[[OrmLite]]とServiceStack OrmLiteは別項にし、本稿についてはServiceStack OrmLiteについて記載する。
 
もともとは[[Java]]向けの[[OrmLite]]を[[.NET]]に[[移植]]しようというプロジェクトであったが、実際に出来上がったものは全くの別物となっている。このため[[Java]]使いと[[.NET]]使いを並べて「OrmLite」を題材にすると会話が成立しない。よって[[OrmLite]]とServiceStack OrmLiteは別項にし、本稿についてはServiceStack OrmLiteについて記載する。
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ServiceStack OrmLiteの開発者と[[Dapper]]の開発者とは元々同僚であったらしく、ServiceStack OrmLite v4以降では[[Dapper]]に覆いかぶせるかたちで[[コードファースト]]や全自動でのリレーションの解決など、Dapperをヘビー級[[ORM]]並みに機能拡張するものなどが用意されている。
  
 
== ライセンス ==
 
== ライセンス ==

2015年9月3日 (木) 01:13時点における最新版

ServiceStack OrmLite(読み:さーびすすたっくおーあーるえむらいと)とは、ServiceStackプロジェクトにより開発されている.NET FrameworkおよびMono向けのマイクロORMである。

概要[編集 | ソースを編集]

もともとはJava向けのOrmLite.NET移植しようというプロジェクトであったが、実際に出来上がったものは全くの別物となっている。このためJava使いと.NET使いを並べて「OrmLite」を題材にすると会話が成立しない。よってOrmLiteとServiceStack OrmLiteは別項にし、本稿についてはServiceStack OrmLiteについて記載する。

ServiceStack OrmLiteの開発者とDapperの開発者とは元々同僚であったらしく、ServiceStack OrmLite v4以降ではDapperに覆いかぶせるかたちでコードファーストや全自動でのリレーションの解決など、Dapperをヘビー級ORM並みに機能拡張するものなどが用意されている。

ライセンス[編集 | ソースを編集]

バージョン4からはAGPL v3となっており、ServiceStack OrmLiteを使用した成果物はいかなる場合もオープンソースにしなければならない。受託開発で開発元が発注元のビジネスロジックを公開するなど常識的に考えて非現実的であり、そのような利用者向けには商用ライセンスが用意されている。実質的には商用ライセンスのみと考えてよい。

これに異論を唱えた人々がNServiceKit OrmLiteというBSDライセンスの派生物を開発している。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]