無線LAN中継機

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動

無線LAN中継機とは、既存の無線LANを親機のメーカーや機種などを問わず拡張することができる夢のような装置である。

概要[編集 | ソースを編集]

無線LAN中継機は、親機となる無線LANルーターの電波を拾い中継するケーブルレスな機種が一般的である。 形状はエネループの充電器みたいなものが多く、それらはコンセントに挿すだけで利用できる。 このため無線LANコントローラーのように屋根裏にのぼって別途有線LANなどを這わせたりしなくてもよいという導入の手軽さというメリットがある。

ただし、親機と中継機では基本的にSSIDが別物になるため、無線LANアクセスポイント間の完璧なハンドオーバーは行えず、一時的に切断して、別の無線LANアクセスポイントに接続するかたちとなるデメリットもある。この点でいえば無線LANコントローラーの方が優れている。

無線LAN中継機の価格は5000円程度と非常に安価であり手軽に導入できる。 ただし手軽だといって何も考えずに増やしまくると、 基本的に無線LAN中継機は一元管理ができないので後々の管理が大変になるのは言うまでもない。 ある程度の規模になることが想定される場合は、イニシャルコストは多少高くとも無線LANコントローラーを入れておいた方が、システム管理者パソコンの大先生などの人件費なども含めた後々のランニングコストを抑えることになる。なお規模によっては逆も然りである。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]