「Alternate Frame Rendering」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「'''Alternate Frame Rendering''' (AFR)とは、ATI (現:AMD) の GPU が採用していた複数のGPUで1枚の絵を分散描画する手法である。…」)
 
 
3行目: 3行目:
 
日本語に直訳すると「交互フレーム描画」であり、初期のものはその名の通り「奇数フレームと偶数フレームを2個のGPUで別々に描画する」というものであった。
 
日本語に直訳すると「交互フレーム描画」であり、初期のものはその名の通り「奇数フレームと偶数フレームを2個のGPUで別々に描画する」というものであった。
  
後に「1画面を上下分割」や「1画面をタイルに分割」や「[[スキャンライン]]を奇数と偶数に分割([[3dfx]]の[[SLI]]の[[パクリ]])」などの様々なモードが追加され、徐々に「AFR」という語源に沿わないものになっていった。
+
後に「1画面を上下分割」や「1画面をタイルに分割」や「[[スキャンライン]]を奇数と偶数に分割([[3dfx]]の[[SLI]]の[[パクリ]])」などの様々な「モード」が追加され、どれを使うかを選べるようになった。でも名称は「AFR」のままで語源に沿わないものになっていった。
  
 
後に「[[dGPU]]と[[iGPU]]」といった性能の異なる[[GPU]]でも分散処理できる「均等分割ではないモード」が追加された際に「[[CrossFire]]」という名称に改名された。
 
後に「[[dGPU]]と[[iGPU]]」といった性能の異なる[[GPU]]でも分散処理できる「均等分割ではないモード」が追加された際に「[[CrossFire]]」という名称に改名された。

2022年10月6日 (木) 05:27時点における最新版

Alternate Frame Rendering (AFR)とは、ATI (現:AMD) の GPU が採用していた複数のGPUで1枚の絵を分散描画する手法である。

日本語に直訳すると「交互フレーム描画」であり、初期のものはその名の通り「奇数フレームと偶数フレームを2個のGPUで別々に描画する」というものであった。

後に「1画面を上下分割」や「1画面をタイルに分割」や「スキャンラインを奇数と偶数に分割(3dfxSLIパクリ)」などの様々な「モード」が追加され、どれを使うかを選べるようになった。でも名称は「AFR」のままで語源に沿わないものになっていった。

後に「dGPUiGPU」といった性能の異なるGPUでも分散処理できる「均等分割ではないモード」が追加された際に「CrossFire」という名称に改名された。

関連項目[編集 | ソースを編集]