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[[ゲーム]]の[[サーバー]]として使うにしても、 他社の「ゲーム特化型ではない[[mBaaS]]」を応用してマルチプレイヤー実装した方が遥かに簡単で安い。 実際、Unity Multiplayerは[[Google]]の[[mBaaS]]をゲーム向けにラッピングしたものになっている。GameLiftはかなり存在意義がよくわからないサービスだ。
 
[[ゲーム]]の[[サーバー]]として使うにしても、 他社の「ゲーム特化型ではない[[mBaaS]]」を応用してマルチプレイヤー実装した方が遥かに簡単で安い。 実際、Unity Multiplayerは[[Google]]の[[mBaaS]]をゲーム向けにラッピングしたものになっている。GameLiftはかなり存在意義がよくわからないサービスだ。
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* [[mBaaS]]

2019年12月9日 (月) 02:05時点における最新版

Amazon GameLiftとは、主にゲーム向けで使えるマルチプレイヤーを実現するサーバーを貸しているものである。

利点[編集 | ソースを編集]

ゲームではなく会議システムに使えないかと試してみたが、これと言った利点はないように感じた。

欠点[編集 | ソースを編集]

学習コストが高い[編集 | ソースを編集]

GameLiftは単体で完結せず、AWS LambdaなどのAWS上の様々なサービスを組み合わせる前提となっている。 つまり学習コストが非常に高い。

これはHyper-VVMwareに負け、.NET (.NET Core以前)がJavaに負けたのと非常によく似ている。 かつてのHyper-Vや旧.NETは「車輪の再発明はせず可能な限りWindowsの既存機能を使う」という構造であった。たとえばHyper-V冗長構成を構築するにもHyper-Vの管理画面を抜けてWindows Serverの設定で行うようになっていた。つまり別途Windows Serverの深い知識が必要だったのだ。一方、VMwareは全部同じ画面でできる一貫性があった。

現在のGameLiftはこれと同じ状況になっている。とてもじゃないが素人にはオススメできる代物ではない。

料金が高め[編集 | ソースを編集]

一応、無料枠はあるが最低でもEC2のlargeインスタンスを使用する関係で一瞬で使い切る。 開発に際しても1ヶ月に数万円の課金は覚悟しておく必要がある。

総評[編集 | ソースを編集]

ゲームサーバーとして使うにしても、 他社の「ゲーム特化型ではないmBaaS」を応用してマルチプレイヤー実装した方が遥かに簡単で安い。 実際、Unity MultiplayerはGooglemBaaSをゲーム向けにラッピングしたものになっている。GameLiftはかなり存在意義がよくわからないサービスだ。

関連項目[編集 | ソースを編集]