「Aquantia」の版間の差分

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大企業からの特注で100Gbpsイーサネット製品などを作っていたらしい。
 
大企業からの特注で100Gbpsイーサネット製品などを作っていたらしい。
  
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== 10GBASE-T ==
2012年に従来の[[LANケーブル]]で10Gbpsを実現するAquantiaの独自規格「[[10GBASE-T]]」を発表し一躍有名になった。10Gbpsといえば非常に高価で互換性も微妙な[[SFP+]]を利用した[[光ファイバーケーブル]]しかなかった。そこへ颯爽と「安いのLANケーブルでいける」「手作りLANケーブルでもいける」と登場したわけであり話題にならないわけがない。
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2012年に従来の[[LANケーブル]]で10Gbpsを実現するAquantiaの独自規格「[[10GBASE-T]]」を発表し一躍有名になった。
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10Gbpsといえば非常に高価で互換性も微妙な[[SFP+]]を利用した[[光ファイバーケーブル]]しかなかった。そこへ颯爽と「安いのLANケーブルでいける」「手作りLANケーブルでもいける」と登場したわけであり話題にならないわけがない。
  
 
2014年に[[シスコ]]などと共同で「[[NBASE-T Alliance]]」を設立し「[[2.5GBASE-T]]」および「[[5GBASE-T]]」を発表した。
 
2014年に[[シスコ]]などと共同で「[[NBASE-T Alliance]]」を設立し「[[2.5GBASE-T]]」および「[[5GBASE-T]]」を発表した。

2019年9月13日 (金) 01:35時点における最新版

Aquantia Corporationとは、カリフォルニア州サンノゼに拠点を構える高速トランシーバーを製造している企業である。

概要[編集 | ソースを編集]

2004年創業。

主にサーバー向けの超高速イーサネット製品の設計および製造を行っている。 大企業からの特注で100Gbpsイーサネット製品などを作っていたらしい。

10GBASE-T[編集 | ソースを編集]

2012年に従来のLANケーブルで10Gbpsを実現するAquantiaの独自規格「10GBASE-T」を発表し一躍有名になった。

10Gbpsといえば非常に高価で互換性も微妙なSFP+を利用した光ファイバーケーブルしかなかった。そこへ颯爽と「安いのLANケーブルでいける」「手作りLANケーブルでもいける」と登場したわけであり話題にならないわけがない。

2014年にシスコなどと共同で「NBASE-T Alliance」を設立し「2.5GBASE-T」および「5GBASE-T」を発表した。 これは同社の「10GBASE-T」をベースに、より品質の悪いLANケーブルでも1Gbps以上の通信が可能というものである。同社は「Multi-Gigテクノロジー」と呼んでいる。

2016年にAquantiaの「Multi-Gigテクノロジー」は、2016年9月にIEEEによって承認され「802.3bz」となった。つまり10GBASE-T」や「5GBASE-T」「2.5GBASE-T」が独自規格から標準規格となった。

Marvellによる買収 [編集 | ソースを編集]

2019年5月6日、MarvellがAquantiaを買収すると発表した。 一株13.25ドル、総額4億5,200万ドル分を現金で取得するとしている。

関連項目[編集 | ソースを編集]