共通言語ランタイム

共通言語ランタイム（Common Language Runtime、CLR）とは、.NET Frameworkアプリケーションを実行するための仮想マシンと付随する標準ライブラリなどのことである。

CLRは世界標準規格である共通言語基盤（CLI）のマイクロソフトによる実装であり、Windows向けの拡張が施されている。 なお、Monoをはじめ、Monoを拡張したUnityやPlayStation Suiteの仮想マシンについても「CLI」と呼び分けるのは面倒なので.NET仮想マシン全般を「CLR」と呼ぶ人も多い。 そのため、よほどのキモヲタ相手でない限り「CLI」と「CLR」を使い分ける必要はない。

.NET Frameworkの仮想マシン全般についての詳細は「共通言語基盤（CLI）」の項目を参照。

関連項目

• 共通言語基盤（Common Language Infrastructure, CLI）
  • 共通型システム（Common Type System, CTS）
  • 共通言語仕様（Common Language Specification, CLS）
  • 仮想実行システム（Virtual Execution System, VES）
  • 共通中間言語（Common Intermediate Language, CIL）
  • 基本クラスライブラリ（Base Class Library, BCL） - マイクロソフトのPortable Class Librariesとほぼ同じような内容。

外部リンク

• http://www.ecma-international.org/publications/standards/Ecma-335.htm