「Forte for Java」の版間の差分

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'''Forte for Java'''とは、かつて存在した[[Java]]の[[統合開発環境]]である。
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'''Forte for Java'''(読み:ふぉるて・ふぉー・じゃゔぁ)とは、かつて存在した[[Java]]の[[統合開発環境]]である。
 
初期のあまりの評判の悪さから現在は「[[NetBeans]]」と改名した。
 
初期のあまりの評判の悪さから現在は「[[NetBeans]]」と改名した。
  
 
==概要==
 
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[[キーボード]]を打つと10秒くらい考えた後にクラッシュ、[[ビルド]]を始めると10分くらい頑張った後にクラッシュ。
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[[キーボード]]を打つと10秒くらい考えた後に[[クラッシュ]]、[[ビルド]]を始めると10分くらい頑張った後に[[クラッシュ]]。
  
 
すべて[[Java]]だけで書かれていたため、[[Pentium 2]]や[[K6-2]]の時代にはあまりに重すぎた。
 
すべて[[Java]]だけで書かれていたため、[[Pentium 2]]や[[K6-2]]の時代にはあまりに重すぎた。

2014年10月27日 (月) 02:31時点における版

Forte for Java(読み:ふぉるて・ふぉー・じゃゔぁ)とは、かつて存在したJava統合開発環境である。 初期のあまりの評判の悪さから現在は「NetBeans」と改名した。

概要

キーボードを打つと10秒くらい考えた後にクラッシュビルドを始めると10分くらい頑張った後にクラッシュ

すべてJavaだけで書かれていたため、Pentium 2K6-2の時代にはあまりに重すぎた。 パソコンの性能が低かったことに加え、Java自体の最適化も現在ほど進んでいなかった時代には早すぎた。 Forte for JavaはEclipseが軽快に思えるくらい重く、政治的な理由でForte for Javaを強制されたITドカタたちはEclipseを絶賛した。

だが、これは大きな誤りであった。 Eclipseは一時的な軽さのためにJavaだけでなくネイティブコードを混在させていた。 これが後の改良に大きな悪影響を与え、速度的な進化が鈍化し、最終的にNetBeansが軽快さで優位に立つことになる。

歴史

1996年にチェコの学生が開発していたXelfi(「Delphiのようなもの」という意味らしい)というJavaで書かれた最初の統合開発環境が源流と言われている。

1999年にNetBeansに改名した。 その直後、サン・マイクロシステムズに買収され、サンの別の統合開発環境であるForteにあやかり「Forte for Java」に改名させられる。

2000年にNetBeansに戻る。

関連項目

参考文献