「GNU AGPL v3」の版間の差分

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なお、v2は存在しない。
 
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従来の[[GPL]]では[[レンタルサーバー]]や[[クラウドサービス]]の事業者などが独自に改造した部分の[[ソースコード]]の開示請求はできなかったが、AGPLではそのような場合でもソースコードの開示請求ができるようになっている。
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従来の[[GPL]]では、いわゆる「パッケージソフトに利用された場合」のみソースコードの開示請求ができた。逆を言えば[[レンタルサーバー]]や[[クラウドサービス]]の事業者などが独自に改造した部分の[[ソースコード]]の開示請求はできなかった。
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大雑把にいえば、AGPLは[[レンタルサーバー]]や[[クラウドサービス]]の事業者に対しても[[ソースコード]]の開示請求をできるようにしたものである。
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== 関連項目 ==
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* [[ヘンリー・プール]] = AGPLの提唱者

2021年5月7日 (金) 07:16時点における最新版

GNU AGPL v3 (語源:Affero General Public License v3)とは、2007年11月にフリーソフトウェア財団によって発行された、自由でコピーレフトライセンスである。

フリーソフトウェア財団の「GPL v3」とAffero社の「AGPL(通称AGPL v1)」を融合したものである。

なお、v2は存在しない。

従来のGPLでは、いわゆる「パッケージソフトに利用された場合」のみソースコードの開示請求ができた。逆を言えばレンタルサーバークラウドサービスの事業者などが独自に改造した部分のソースコードの開示請求はできなかった。

大雑把にいえば、AGPLはレンタルサーバークラウドサービスの事業者に対してもソースコードの開示請求をできるようにしたものである。

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