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IT土方

5 バイト追加, 2013年1月4日 (金) 00:54
旧来の土方と呼ばれた土建屋やゼネコンは事故や災害が一定確率で発生するという前提のもと予算や人手を確保するのが一般的である。対してIT産業のほとんどがそのようなリスクを一切考慮せずに案件に取り掛かるという前時代的な風潮がきわめて強い。不毛な価格競争の末に人的リソースのみならず、[[設計書]]なし、[[冗長化]]なしなどが当たり前のように行われているのが実情である。
これはIT土方として働く末端作業員のみならず、仕事を発注する側にも非常にリスクがあることであり、目的物が完成していないにも関わらず莫大な請求が行われる事件もしばしば発生している。悪質なIT土方の元締め企業ではそのような事態になる前提で契約書に有利な条件を小さな文字で書いてあることが多いので注意する必要がある。なお、これはIT土方として働く末端作業員のみならず、仕事を発注する側にも非常にリスクがあることであり、目的物が完成していないにも関わらず、莫大な請求が行われる事件もしばしば発生している。悪質なIT土方の元締め企業ではそのような事態になる前提で契約書に有利な条件を小さな文字で書いてあることが多いので注意する必要がある。 なお、[[勘定系システム]]を巡るスルガ銀行と[[IBM]]の訴訟では「リスクの回避策など十分な検討を怠った」としてそのような悪質な契約書は無効であるとする判決が出ており、そのような事態に陥っても最後まで諦めないことが重要である。基本的に裁判費用は敗訴した側の負担であり、たとえ少額であっても勝ち目があるのであれば戦うべきである。<ref>[http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120522/398241/ 週末スペシャル - 明らかになったスルガ銀-IBM裁判の判決理由:ITpro]</ref>
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