「KVM」の版間の差分

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KVMを使うことで純正のQEMUは完全仮想化なので再現性は高いが処理速度は絶望的に遅いという問題が解決します。
 
KVMを使うことで純正のQEMUは完全仮想化なので再現性は高いが処理速度は絶望的に遅いという問題が解決します。
  
一方で純正QEMUでは可能な「[[ARM64]]上で[[x64]]を再現する」といったことはできません。
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一方で純正QEMUでは可能な「[[ARM64]]上で[[x64]]を再現する」などといったことはできなくなります。

2024年4月25日 (木) 06:45時点における版

KVM(Kernel-based Virtual Machine)とは、大雑把にいえばパソコンエミュレーターであるQEMUの「ソフトウェアで実装されているCPU部分」を「ほぼ物理CPUを使うように差し替える」ことで高速化させるソフトウェアです。

KVMが実装しないその他の部分はQEMUの力を借りて完全仮想化されます。

KVMを使うことで純正のQEMUは完全仮想化なので再現性は高いが処理速度は絶望的に遅いという問題が解決します。

一方で純正QEMUでは可能な「ARM64上でx64を再現する」などといったことはできなくなります。