Kunpeng 920
Kunpeng 920(読み:こんぽう)とは、2019年1月にファーウェイが発表したARMv8ベースのCPUである。
- 製造プロセス:7nm
- コア数:64コア
- 周波数:2.6GHz
- メモリ:DDR4
- その他:100G RoCEポート×2、PCIe Gen4、CCIX
概要編集
Kunpeng 920はデータセンター向けの製品だとされ、このKunpeng 920を搭載するサーバー製品「TaiShan」も同時発表された。
整数演算の処理速度を測定するベンチマーク指標「SPECint」のスコアでは930以上を達成したとのこと。これまでのSPECintの最高記録は富士通がスパコン向けに開発した7nmプロセスのARMベースCPU「A64FX」だが、Kunpeng 920のスコアはこれを25%ほど上回るという。
Kunpengの漢字表記は「鯤鵬」であり、「鯤」は大魚、「鵬」は大鳥という意味らしい。 大雑把にいえば「めっちゃデカイ」という意味らしい。