「Matrox Mystique 220」の版間の差分
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また「アドオンボード」なる増設端子があり、そこへ接続するMPEG-1やAVIのハードウェアデコーダーやテレビチューナーが発売した。 | また「アドオンボード」なる増設端子があり、そこへ接続するMPEG-1やAVIのハードウェアデコーダーやテレビチューナーが発売した。 | ||
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2022年5月16日 (月) 08:04時点における最新版
Matrox Mystique 220とは、1997年にMatroxから発売したGPUおよびビデオカードである。
概況[編集 | ソースを編集]
当時のMatrox製品は写真家やCAD利用者などのワークステーション界隈で人気の高かった「Matrox Millenium」が主力であり安価な製品が欠けていた。その穴埋めとして登場したのが「パソコン向け」「ゲーマー向け」のMystiqueであった。
Milleniumの3D周りは「CAD向け」ということもあり、バーテックスシェーダーのみを搭載し、テクスチャマッピングには非対応という申し訳程度のものとなっていた。一方、Mystiqueは「ゲーム向け」を掲げ、いわゆる近代的な3D機能を一通り搭載してきた。
Millenniumでは高価なWRAM(Window RAM)を採用していたが、Mystiqueでは64ビットSGRAM(Synchronous Graphics RAM)を採用し2MBから8MBまで構成することができた。
また「アドオンボード」なる増設端子があり、そこへ接続するMPEG-1やAVIのハードウェアデコーダーやテレビチューナーが発売した。
Mystiqueは、品質そこそこ、速度もそこそこ、価格もそこそこ、なんの特徴もなく、直線番長の3dfxのVoodoo、カタログスペック番長のNVIDIAのRIVA 128やATIのRage Proなどほど話題にならなかった。