Matrox Mystique 220

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Matrox Mystique 220とは、1997年にMatroxから発売したGPUおよびビデオカードである。

同社製品は写真家やCAD利用者などのワークステーション界隈で人気の高かった「Matrox Millenium」が主流であったが、Mystiqueは「パソコン向け」「ゲーマー向け」の3D対応および安価な製品として登場した。

Milleniumの3D周りは「CAD向け」ということもあり、バーテックスシェーダーのみを搭載し、テクスチャマッピングには非対応という申し訳程度のものとなっていた。一方、Mystiqueは「ゲーム向け」を掲げ、いわゆる近代的な3D機能を一通り搭載してきた。

Millenniumでは高価なWRAM(Window RAM)を採用していたが、Mystiqueでは64ビットSGRAM(Synchronous Graphics RAM)が採用され、2MBから8MBまで構成することができた。

また「アドオンボード」なる増設端子があり、そこへ接続するMPEG-1やAVIのハードウェアデコーダーやテレビチューナーが発売した。

Mystiqueは、品質そこそこ、速度もそこそこ、なんの特徴もなく、直線番長3dfxVoodooカタログスペック番長のNVIDIARIVA 128ATIRage Proなどほど話題にならなかった。