「NVIDIA Ampere」の版間の差分

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* FP32のコア数が単純に2倍になってる(GeForce 2000シリーズより単純に2倍速い)
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* PCI Express 4.0に対応、かつSR-IOVに対応(SR-IOVはA100のみ)
 
* PCI Express 4.0に対応、かつSR-IOVに対応(SR-IOVはA100のみ)

2021年6月15日 (火) 06:55時点における版

NVIDIA Ampere(あんべーる)とは、2020年5月14日にNvidia社が発表したGPUのマイクロアーキテクチャのコードネームである。

概要

NVIDA VoltaおよびNVIDIA Turingの後続。

「アンペア」と読みたくなるところだが、フランス語読みで「アンペール」が正解。 フランスの数学者・物理学者のアンドレ=マリ・アンペール(André-Marie Ampère)に因んだ名称だそうだ。

初のAmpere搭載製品は2020年9月1日に発表された「GeForce 3000シリーズ」となる。 また、2020年11月16日に「NVIDIA A100 80GB」を発表した。

GPU Technology Conference 2021において、Ampereの後継機種である2022年リリースの「Ampere Next」と2024年リリースの「Ampere Next Next」という仮のコードネームを発表した。

型番

チップの型番は「GA10x」となっている。

  • GA100
  • GA102
  • GA104
  • GA106
  • GA107

変更点

  • A100はTSMCの7nmプロセスで製造
  • GeForce 3000シリーズはサムスンの8nmプロセスで製造
  • 第3世代テンソルコアを搭載
  • 第2世代レイトレーシングコアを搭載
  • 高帯域幅のメモリをサポート(HBM2GDDR6Xをサポート)
  • FP32のコア数が単純に2倍になってる(GeForce 2000シリーズより単純に2倍速い)
  • NVLink 3.0で1ペアあたりのスループットが50Gbit/sになった
  • PCI Express 4.0に対応、かつSR-IOVに対応(SR-IOVはA100のみ)
  • 最大7本のSLIを組める(ゲーミングクラウドのサーバーを作るための機能)
  • PureVideoにAV1のハードウェアデコーダーを追加
  • NVJPGというJPEGのハードウェアデコーダーを搭載

外部リンク