「NVIDIA Ampere」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「'''NVIDIA Ampere'''(あんべーる)とは、2020年5月14日にNvidia社が発表したGPUのマイクロアーキテクチャのコードネームである…」)
 
 
(同じ利用者による、間の3版が非表示)
1行目: 1行目:
'''NVIDIA Ampere'''(あんべーる)とは、2020年5月14日に[[Nvidia]]社が発表した[[GPU]]のマイクロアーキテクチャのコードネームである。
+
'''NVIDIA Ampere'''(あんぺーる)とは、2020年5月14日に[[Nvidia]]社が発表した[[GPU]]のマイクロアーキテクチャのコードネームである。
 
==概要==
 
==概要==
 
[[NVIDA Volta]]および[[NVIDIA Turing]]の後続。
 
[[NVIDA Volta]]および[[NVIDIA Turing]]の後続。
20行目: 20行目:
 
== 変更点 ==
 
== 変更点 ==
  
* A100はTSMCの7nmプロセスで製造
+
* A100は[[TSMC]]の7nmプロセスで製造
* GeForce 3000シリーズはサムスンの8nmプロセスで製造
+
* [[GeForce 3000シリーズ]]は[[サムスン]]の8nmプロセスで製造
 
* 第3世代テンソルコアを搭載
 
* 第3世代テンソルコアを搭載
** FP16、bfloat16、TensorFloat-32、FP64をサポート
+
** [[FP16]]、[[bfloat16]]、[[TensorFloat-32]]、[[FP64]]をサポート
 
* 第2世代レイトレーシングコアを搭載
 
* 第2世代レイトレーシングコアを搭載
** レイトレーシング、従来のシェーダー群(ピクセルシェーダーなど)、コンピュートシェーダーの3種類が並走可能になった
+
** [[レイトレーシング]]、従来の[[シェーダー]]群([[ピクセルシェーダー]]など)、[[コンピュートシェーダー]]の3種類が並走可能になった
* 高帯域幅のメモリをサポート(HBM2とGDDR6Xをサポート)
+
* 高帯域幅のメモリをサポート([[HBM2]]と[[GDDR6X]]をサポート)
* FP32のコア数が単純に2倍になってる(GeForce 2000シリーズより単純に2倍速い)
+
* [[FP32]]のコア数が単純に2倍になってる([[GeForce 2000シリーズ]]より単純に2倍速い)
 
* NVLink 3.0で1ペアあたりのスループットが50Gbit/sになった
 
* NVLink 3.0で1ペアあたりのスループットが50Gbit/sになった
 
* PCI Express 4.0に対応、かつSR-IOVに対応(SR-IOVはA100のみ)
 
* PCI Express 4.0に対応、かつSR-IOVに対応(SR-IOVはA100のみ)
37行目: 37行目:
  
 
* https://www.nvidia.com/en-us/data-center/nvidia-ampere-gpu-architecture/
 
* https://www.nvidia.com/en-us/data-center/nvidia-ampere-gpu-architecture/
 +
 +
[[category: GPU]]
 +
[[category: NVIDIA]]

2023年11月10日 (金) 01:35時点における最新版

NVIDIA Ampere(あんぺーる)とは、2020年5月14日にNvidia社が発表したGPUのマイクロアーキテクチャのコードネームである。

概要[編集 | ソースを編集]

NVIDA VoltaおよびNVIDIA Turingの後続。

「アンペア」と読みたくなるところだが、フランス語読みで「アンペール」が正解。 フランスの数学者・物理学者のアンドレ=マリ・アンペール(André-Marie Ampère)に因んだ名称だそうだ。

初のAmpere搭載製品は2020年9月1日に発表された「GeForce 3000シリーズ」となる。 また、2020年11月16日に「NVIDIA A100 80GB」を発表した。

GPU Technology Conference 2021において、Ampereの後継機種である2022年リリースの「Ampere Next」と2024年リリースの「Ampere Next Next」という仮のコードネームを発表した。

型番[編集 | ソースを編集]

チップの型番は「GA10x」となっている。

  • GA100
  • GA102
  • GA104
  • GA106
  • GA107

変更点[編集 | ソースを編集]

外部リンク[編集 | ソースを編集]