「Notoフォント」の版間の差分

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== 日本語 ==
 
== 日本語 ==
Notoフォントといっても大量に種類がある。
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Notoフォントは世界各国の言語に対応した巨大なフォント群であり、言語ごとに[[ttfファイル]]が用意されている。
Androidで日本語を扱うのであれば「[[CJK]]」を使えば間違いない。
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そのうち日本語と中国語と韓国語に関しては「[[CJK]]」として[[ttfファイル]]ではなく[[ttcファイル]](複数のttfファイルをアーカイブした形式)として提供されている。ttcファイルには対応していない[[ライブラリ]]では読めない可能性があるので注意しよう。
 
  /system/fonts/NotoSansCJK-Regular.ttc
 
  /system/fonts/NotoSansCJK-Regular.ttc
  

2022年9月14日 (水) 04:44時点における版

Notoフォントとは、Android 6.0以降に標準搭載されており、かつ日本語システムフォント(デフォルトフォント)である。

Windowsでいう「MS ゴシック」、Macでいう「ヒラギノ」みたいなものである。 アプリ開発などの際にフォントを明示しないと日本語はすべてこのフォントになる。

日本語

Notoフォントは世界各国の言語に対応した巨大なフォント群であり、言語ごとにttfファイルが用意されている。 そのうち日本語と中国語と韓国語に関しては「CJK」としてttfファイルではなくttcファイル(複数のttfファイルをアーカイブした形式)として提供されている。ttcファイルには対応していないライブラリでは読めない可能性があるので注意しよう。

/system/fonts/NotoSansCJK-Regular.ttc

独自フォントが原因のレイアウト崩れ

日本国内メーカーのスマホはシステムフォントをNotoフォントではなく独自フォントに変えてあるものが多い。

これが原因で、アプリ開発時の画面レイアウトのデザインはNotoフォント前提で行われるのに対して、スマホ実機では別フォントなため字間や行間などが異なり画面レイアウトが崩れるなどの問題が発生することがある。とくにボタンなどは注意が必要で、左右に少し余裕をもったデザインにしておこないとはみ出すことがある。

システムフォントが原因のレイアウト崩れ

システムフォントはAndroidバージョンによっても異なるため、これが原因でレイアウト崩れが起きることもある。 しかも古いフォントはバッサリ削除されているので下手にシステムフォントを明示すると「フォントがない」という理由でクラッシュすることすらある。

  • Android 6.0から「Notoフォント」と「Roboto」
  • Android 4.0から5.xまで「モトヤフォント」と「Roboto」
  • Android 3.xまで「Droid Sans Japanese」と「Droid Sans」