「PC-KD863G」の版間の差分

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[[PCエンジン]]部分と[[CRTディスプレイ]]部分は内部的に[[アナログRGB]]接続されており、[[RFユニット]]接続の[[白エンジン]]と比べ画面が桁違いに鮮明に映る。このため主にゲーム雑誌での撮影用途に売れたという。
 
[[PCエンジン]]部分と[[CRTディスプレイ]]部分は内部的に[[アナログRGB]]接続されており、[[RFユニット]]接続の[[白エンジン]]と比べ画面が桁違いに鮮明に映る。このため主にゲーム雑誌での撮影用途に売れたという。
  
アナログRGB接続できるPCエンジンはこの機種だけであるが、実は他機種でも拡張バスにアナログRGB出力が隠されている。これを引き出し21ピンRGBマルチ出力にする変換器が[[マイコンソフト]]([[電波新聞社]])から発売予定となっていたが結局発売しなかった。なお、2020年9月に[[家電やケンちゃん]]から[[PCエンジン]]でRGB出力する拡張機器「[[RGBの声32]]」が発売した<ref>https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1276639.html</ref>。
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アナログRGB接続できるPCエンジンはこの機種だけであるが、実は他機種でも拡張バスにアナログRGB出力が隠されている。これを引き出し21ピンRGBマルチ出力にする変換器が[[マイコンソフト]]([[電波新聞社]])から発売予定となっていたが結局発売しなかった。なお、2020年9月に[[家電のケンちゃん]]から[[PCエンジン]]でRGB出力する拡張機器「[[RGBの声32]]」が発売した<ref>https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1276639.html</ref>。
  
 
PC-KD863Gには[[天の声2]]や[[CD-ROM2]]などを接続する拡張バスは存在しないが、[[基板]]上に[[ランド]]だけはあるのでそこにジャンパケーブルをハンダ付けしてして外付けにすれば使えないこともない。
 
PC-KD863Gには[[天の声2]]や[[CD-ROM2]]などを接続する拡張バスは存在しないが、[[基板]]上に[[ランド]]だけはあるのでそこにジャンパケーブルをハンダ付けしてして外付けにすれば使えないこともない。
  
 
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2020年10月6日 (火) 04:53時点における版

PC-KD863Gとは、1988年9月27日にNECホームエレクトロニクスから発売したPCエンジンを内蔵したCRTディスプレイである。

メーカー希望小売価格 138,000円。

白エンジンの発売から約1年後に登場した2モデル目のPCエンジンである。シャープから発売した「X1 twin」を含めると3モデル目である。

HE-SYSTEMCRTディスプレイに内蔵させたもので、大雑把に言えばシャープから発売した「ファミコンテレビC1」のパクリ商品である。が、一般家庭とPCは無縁の時代であったため壮大にコケた。

拡張バスがないため天の声2CDROM2などは接続できない。

PCエンジン部分とCRTディスプレイ部分は内部的にアナログRGB接続されており、RFユニット接続の白エンジンと比べ画面が桁違いに鮮明に映る。このため主にゲーム雑誌での撮影用途に売れたという。

アナログRGB接続できるPCエンジンはこの機種だけであるが、実は他機種でも拡張バスにアナログRGB出力が隠されている。これを引き出し21ピンRGBマルチ出力にする変換器がマイコンソフト電波新聞社)から発売予定となっていたが結局発売しなかった。なお、2020年9月に家電のケンちゃんからPCエンジンでRGB出力する拡張機器「RGBの声32」が発売した[1]

PC-KD863Gには天の声2CD-ROM2などを接続する拡張バスは存在しないが、基板上にランドだけはあるのでそこにジャンパケーブルをハンダ付けしてして外付けにすれば使えないこともない。