QRコード決済サービス
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QRコード決済サービスとは、スマートフォンとQRコードで決済できるサービスのことである。
目次
概要
QRコード決済サービスは偽札が横行していた中国で「現金より信頼できる決済手段」として登場し大流行したものである。
その中国において「アリペイ」と「ウィーチャットペイ」が二強になったことから両者の共通点である「ペイ」という単語がQRコード決済サービスを指して使われるようになった。
SuicaやEdy、WAONなどのFelicaを利用した決済サービスが普及している日本では何の利点もない。
利点
- 中国では銀行口座とペイが直結しており「チャージ」が不要
- 日本のペイの大部分は事前チャージが必要
- 中国では銀行口座とペイが直結しており送金してもらうことも可能
- 日本のペイの大部分は支払いにしか使えない
- 導入費用が安い。店舗側の設備が不要なため導入費用が安い。
欠点
顧客の作業量が多い
ICカードの場合
- スマホを取り出す
- タッチして決済する
QRコードの場合
- スマホを取り出す
- スマホのロックを解除する
- アプリを探して起動する
- 金額を入力する
- カメラにQRコードを読み取らせ決済する
現金の場合
- 財布を取り出す
- お金を店員に渡す
- お釣りをもらう
ICカードどころか現金の方が手軽で速い。アホだな。
電波が不安定だと決済できない
Suicaなどは店舗側の回線を使用して決済を行うが、QRコード決済は顧客のスマホの回線を利用して決済を行う。このため電波が不安定な施設内などではエラーが頻発して正常に決済できずに手間取るという事例が報告されている。このような自体になった場合はレジ待ちの行列から熱い視線を浴びることになる。
アプリのアップデート
QRコード決済しようとアプリを起動したら「アップデートしてください」と表示されAppStoreに飛ばされたという事例が報告されている。こちらもレジ待ちの行列から熱い視線を浴びることになる。
総論
QRコード決済は小売業者からすれば導入費用が安いというメリットはあるが、QRコード決済はSuica決済どころか現金などと比べても顧客の作業量が多く、顧客には何一つメリットがない。
中国では偽札が横行しており現金は信用できないという理由で普及したものであって、現金の信頼度が高い日本ではそのメリットを享受することもない。
いまは還元サービスや割引サービスなどで釣っているが、それが終われば誰も使わない可能性が高いと思われる。