「RESTful」の版間の差分

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# リソースの操作:[[HTTPメソッド]](GET、POST、PUT、DELETE)を使用して、リソースに対する操作を定義します。この操作は[[SQL]]でいう「[[CRUD]]」に相当するものです。
 
# リソースの操作:[[HTTPメソッド]](GET、POST、PUT、DELETE)を使用して、リソースに対する操作を定義します。この操作は[[SQL]]でいう「[[CRUD]]」に相当するものです。
 
# メッセージの自己完結性:各メッセージは必要な情報をすべて含んでいるためセッション状態を持ちません。
 
# メッセージの自己完結性:各メッセージは必要な情報をすべて含んでいるためセッション状態を持ちません。
# ハイパーリンクの使用:リソース間のリンクを使用して関連するリソースに簡単にアクセスできるようにします。[[SQL]]でいう「リレーション」を表現する場合は他テーブルのユニークIDを保持することが多いですが、RESTでは別リソースへのリンク(URI)で表現するのでリソース名(テーブル名)まで一目瞭然です。
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# [[ハイパーリンク]]の使用:リソース間のリンクを使用して関連するリソースに簡単にアクセスできるようにします。[[SQL]]でいう「リレーション」を表現する場合は他テーブルのユニークIDを保持することが多いですが、RESTでは別リソースへのリンク(URI)で表現するのでリソース名(テーブル名)まで一目瞭然です。
  
 
これらの原則に従って設計されたRESTfulなWebサービスは、柔軟性があり、拡張性が高く、シンプルで理解しやすいインターフェースを提供することができます。
 
これらの原則に従って設計されたRESTfulなWebサービスは、柔軟性があり、拡張性が高く、シンプルで理解しやすいインターフェースを提供することができます。

2023年3月27日 (月) 01:48時点における版

RESTfulとは、Webサービスの設計方法のひとつである「REpresentational State Transfer(REST)に則り作られたもの(ful)という意味です。

RESTfulなWebサービスは、HTTPプロトコルを使用してデータを転送するAPIであり、Webアプリケーションの開発でよく使用されます。

RESTfulなWebサービスは、以下の原則に従って設計されます:

  1. リソースの識別:各リソースはURIで一意に識別されます。ここでいうリソースとはSQLでいう「レコード」に相当するものです。
  2. リソースの操作:HTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETE)を使用して、リソースに対する操作を定義します。この操作はSQLでいう「CRUD」に相当するものです。
  3. メッセージの自己完結性:各メッセージは必要な情報をすべて含んでいるためセッション状態を持ちません。
  4. ハイパーリンクの使用:リソース間のリンクを使用して関連するリソースに簡単にアクセスできるようにします。SQLでいう「リレーション」を表現する場合は他テーブルのユニークIDを保持することが多いですが、RESTでは別リソースへのリンク(URI)で表現するのでリソース名(テーブル名)まで一目瞭然です。

これらの原則に従って設計されたRESTfulなWebサービスは、柔軟性があり、拡張性が高く、シンプルで理解しやすいインターフェースを提供することができます。