「RPG Paper Maker」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
4行目: 4行目:
 
RPG Paper Makerは大雑把にいうと、[[RPGツクール]]と非常に類似した[[ゲームエンジン]]であり、主にペーパーマリオRPGと類似した[[ゲーム]]を簡単に作れる。
 
RPG Paper Makerは大雑把にいうと、[[RPGツクール]]と非常に類似した[[ゲームエンジン]]であり、主にペーパーマリオRPGと類似した[[ゲーム]]を簡単に作れる。
  
RPG Paper Makerは3Dマップに2Dスプライトのキャラクタという構成であり、完成したゲームの見た目は3D風になるが、開発は2Dの要領で行える。これは完全な3Dは作業量の多さで投げ出す、一方で2Dは一見すると簡単そうにみえてドット絵などの素材を用意するのが簡素な[[3Dモデル]]を用意するより遥かに高難易度などという問題がある。その解決策として中身は2Dでキャラクタは3Dと2Dの混在という構成は、開発の「効率」と「難易度」のバランスに優れており、とくに素人向けには非常にバランスが良いといえる。
+
RPG Paper Makerは3Dマップに2Dスプライトのキャラクタという構成であり、完成したゲームの見た目は3D風になるが、開発は2Dの要領で行える。これは完全な3Dは作業量の多さで投げ出す、一方で2Dは一見すると簡単そうにみえてドット絵などの素材を用意するのが簡素な[[3Dモデル]]を用意するより遥かに高難易度などという問題の解決策であり、中身は2Dでキャラクタは3Dと2Dの混在という構成は開発の「効率」と「難易度」のバランスが良いといえる。
  
 
基本操作は[[マウス]]でポチポチであるが、上級者向けには[[JavaScript]]でスクリプトを組むこともできる。
 
基本操作は[[マウス]]でポチポチであるが、上級者向けには[[JavaScript]]でスクリプトを組むこともできる。

2017年10月26日 (木) 12:35時点における最新版

RPG Paper Makerとは、オープンソースのもとで開発が行われている2.5DのRPGを作るためのゲームエンジンである。

概要[編集 | ソースを編集]

RPG Paper Makerは大雑把にいうと、RPGツクールと非常に類似したゲームエンジンであり、主にペーパーマリオRPGと類似したゲームを簡単に作れる。

RPG Paper Makerは3Dマップに2Dスプライトのキャラクタという構成であり、完成したゲームの見た目は3D風になるが、開発は2Dの要領で行える。これは完全な3Dは作業量の多さで投げ出す、一方で2Dは一見すると簡単そうにみえてドット絵などの素材を用意するのが簡素な3Dモデルを用意するより遥かに高難易度などという問題の解決策であり、中身は2Dでキャラクタは3Dと2Dの混在という構成は開発の「効率」と「難易度」のバランスが良いといえる。

基本操作はマウスでポチポチであるが、上級者向けにはJavaScriptでスクリプトを組むこともできる。

RPG Paper Makerはオープンソースであり、マップエディタなどのデータ形式も公開されているため、Cocos2dMonoGameなどの他のフレームワークで開発しているシューターやアクションゲームなどのマップエディタとしても活躍する。


RPG Paper Maker自体の開発にはQtが使用されておりマルチプラットフォームでの動作に対応している。なお、2017年10月5日時点では、RPG Paper Maker公式サイトのダウンロードページではWindowsおよびLinux向けのバイナリのみ配布となっており、macOS向けのバイナリは存在しない。このためMacユーザーはgithubからソースコードを落としてきて自前でビルドする必要がある。

外部リンク[編集 | ソースを編集]