SNMP

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SNMP(Simple Network Management Protocol)とは、ネットワーク上の機器を監視・制御するための通信プロトコルである。

用語[編集 | ソースを編集]

エージェント[編集 | ソースを編集]

エージェントに機器の状態を返答するやつ。 大雑把にいえば管理対象となるスイッチングハブルーターなどの機器(の中で動いているプログラム)のことである。

マネージャー[編集 | ソースを編集]

エージェントに状態を問い合わせるやつ。 各機器の状態を集約し一元管理するいわゆるサーバーである。

なお「状態を問い合わせる」という理由で「マネージャーはクライアントだ」としている資料もあり非常に紛らわしい。

トラップ[編集 | ソースを編集]

エージェントからマネージャーに状態送信すること。 通常はマネージャーからエージェントに定期的に状態を問い合わせるが、その逆にエージェントからマネージャーに状態を送りつけることをいう。 主に緊急事態が発生したときに使われる。

コミュニティストリング[編集 | ソースを編集]

パスワードのようなもの。 軽さを追求しているのでセキュリティ云々は深く考えてはいけない。 申し訳程度のものである。

概要[編集 | ソースを編集]

「マネージャーからエージェントに定期的に状態を問い合わせる」という方式が基本となっている。 無反応であれば監視対象の危機が「壮大に壊れた」と判断できる。

また、緊急事態などが発生したときは逆に「エージェントからマネージャーに状態送信する」という通信も発生する。 これはトラップと呼ばれる。 まだ送信する余力はあるヤバい状態のときに発動する。