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Snapdragon 4 Gen 2

1,083 バイト追加, 2024年4月22日 (月)
'''Snapdragon 4 Gen 2'''とは、2023年6月に Qualcommが発表したSoCです。[[Qualcomm]]が発表した[[SoC]]です。
[[Snapdragon 4 Gen 1]] および[[Snapdragon 480 5G]]のマイナーチェンジであり、[[CPU]]の性能を上げ、[[GPU]]の性能を下げ、トータルでは省電力、かつ従来品と似たような性能という製品です。のマイナーチェンジであり、性能はほぼ据え置きで、バッテリー長持ち、省電力になったものです。
接続できるメモリにLPDDR5 (3200MHz)が加わった関係で日本では[[ベンチマークSnapdragon 4 Gen 1]]だと爆速な数字を叩き出しますが、実際にがほとんど流通しなかったので実質的に[[原神Snapdragon 480 5G]]などの[[ゲーム]]などを動かしてみれば何も違いがないことがわかります。LPDDR5の性能を引き出すほどの性能はありません。なお、バッテリーの持ちは良くなっています。の後続製品という位置づけになります。
== 主な違い==
{| class="wikitable"
|+
!4 Gen 2
!4 Gen 1
!4805G
|-
|高性能
|-
|モデム
|'''Snapdragon X61'''
|Snapdragon X51
|Snapdragon X51
|サムスン 8nm
|}
 
Snapdragon 480と比べると、まず[[CPU]]の性能が上がり、一方で[[GPU]]の性能が下げられています。
トータルでは似たような性能です。
 
接続できる[[メモリ]]にLPDDR5 (3200MHz)が加わった関係で[[Antutuベンチマーク]]だと1.8倍近い爆速な数字を叩き出しますが、実際に[[原神]]などの[[ゲーム]]などを動かしてみれば何も違いがないことがわかります。メモリだけでなくSoC全体に負荷を掛けた場合にLPDDR5の性能を引き出すほどの性能はありません。あくまで部材の調達に余裕をもたせただけという感じです。
 
また、こんな[[ローエンド]]な[[SoC]]で[[Wi-Fi 6]]なんて不要なのでバッサリ削除されています。ぶっちゃけこれに限らず一般人の9割は[[Wi-Fi 5]]で困らないと思います。体感できない性能のためにバッテリーの持ちが悪くなるのはアホらしいですからね。
 
モデムがSnapdragon X61に進化しています。通信速度などは従来と変わりませんが、高周波数帯でハンドオーバーなどにより通信が途切れる時間が短くなりました。5Gでブチブチ切れる問題が若干改善しています。
 
なお、バッテリーの持ちは格段に良くなっているようです。
[[category: SoC]]
[[category: クアルコム]]