「TDP」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
(ページの作成:「TDP(Thermal Design Power)とは、半導体チップが発する設計上の最大熱量のことです。 TDPの単位は「ワット(W)」で表されます。…」)
 
 
1行目: 1行目:
TDP(Thermal Design Power)とは、半導体チップが発する設計上の最大熱量のことです。
+
'''TDP'''(Thermal Design Power)とは、半導体チップが発する設計上の最大熱量のことです。
  
 
TDPの単位は「ワット(W)」で表されます。
 
TDPの単位は「ワット(W)」で表されます。
7行目: 7行目:
 
紛らわしいことにTDPは消費電力ではありません。半導体チップが使った消費電力のうち熱になった部分だけの数字です。実際の消費電力はもっと上です。
 
紛らわしいことにTDPは消費電力ではありません。半導体チップが使った消費電力のうち熱になった部分だけの数字です。実際の消費電力はもっと上です。
  
[[ビデオカード]]界隈ではカード全体の消費電力を表す「[[TGP]]」が主流になりつつあります。
+
[[ビデオカード]]界隈ではカード全体の消費電力を表す「[[TGP]]」が主流(TDPと併記)になりつつあります。

2023年3月8日 (水) 08:20時点における最新版

TDP(Thermal Design Power)とは、半導体チップが発する設計上の最大熱量のことです。

TDPの単位は「ワット(W)」で表されます。

例えば、あるCPUのTDPが65Wである場合、そのCPUが消費する電力によって生成される熱の量は65Wであり、このCPUを安定して動作させるためには、少なくとも65Wの冷却システムが必要になる可能性があります。

紛らわしいことにTDPは消費電力ではありません。半導体チップが使った消費電力のうち熱になった部分だけの数字です。実際の消費電力はもっと上です。

ビデオカード界隈ではカード全体の消費電力を表す「TGP」が主流(TDPと併記)になりつつあります。