USB DAC

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USB DAC(ゆーえすびー・だっく)とは、USB接続のDAC (Digital to Analog Converter)のことで、USBを介してデジタル音声信号を受信し、それをアナログ音声信号に変換するデバイスです。

大雑把にいえばPCI接続などのサウンドカードUSB接続で外付けになったものです。

ちなみに呼称はメーカーによりまちまちです。たとえばパナソニックは「USBアンプ」、ローランドは「USBオーディオインターフェース」などと呼んでいます。USB-DACという呼称はピュアオーディオ界隈やゲーミング界隈などの民生品で多く使われているようです。

デジタル音声信号は映像信号などと比べると極端にデータ量が少ないため、USB 1.0の帯域(1.5Mbps)でも余裕で処理できるという特徴があり、USBが登場した初期のころから様々なUSBオーディオ製品が登場していました。

PCケースの内部が高周波ノイズで溢れており本来であればサウンドカードには適さない環境です。USB DACを使うことでノイズに強いデジタル信号のまま筐体の外部にデータを送信できるため、安価なスピーカーなどでも高音質を実現できるという特徴があります。

ちなみにUSBが登場した当初はDACとスピーカーを一体化した「USBスピーカー」が主流でした。 USBスピーカーは「ノイズの乗る場所(アナログ配線)」を極端に短くできるという利点があります。