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VRM (Voltage Regulator Module)

448 バイト追加, 2022年5月25日 (水) 06:48
'''VRM (Voltage Regulator Module)'''とは、[[パソコン]]の[[マザーボード]]に搭載されている電源安定化回路である。
VRMは== 概要 ==[[Pentium ProCPU]]から導入された回路である。は負荷状態により[[消費電力]]が激変するが、VRMは常に「一定の電圧」を供給することでCPUの安定動作を補助する役目をしている。
VRMはPentium Proから導入された回路であり、この時代あたりから[[CPU]]は負荷状態により[[消費電力メモリ]]が激変するが、VRMは常に「一定の電圧」を供給することでCPUの安定動作を補助する役目をしている。、[[チップセット]]などは1.5Vや1.3Vといった低電圧で動作するものが一般的になった。これらのために[[AT電源]]や[[ATX電源]]から供給される3.3Vや5V、12Vを1.5V以下に変換する機能を担う。[[CPU]]が必要とする電圧は「1.5V以下(1.5Vであったり1.3Vであったり)」と製品ごとに微妙に異なり、非常に曖昧であるが、そのたびに[[電源]]自体の規格を変えると相当めんどくさいので外部装置にしたとされている。
VRMはPentium Proから導入された回路であり、この時代あたりから最近では発熱が結構すごいため巨大な[[CPUヒートシンク]]や[[メモリ]]、[[チップセット]]などは1.5Vや1.3Vといった低電圧で動作するものが一般的になった。これらのために[[AT電源]]や[[ATX電源]]から供給される3.3Vや5V、12Vを1.5V以下に変換する機能を担う。が取り付けられていることも多い。
ちなみに[[CPUパソコン]]が必要とする電圧は「1.5V以下」と製品ごとに微妙に異なり、非常に曖昧であるためでは[[電源パワーMOSFET]]自体の規格を変えると相当めんどくさそうなので外部装置にしたとされている。で構成されるのが一般的である。
最近では発熱が結構すごいため巨大なVRMが手抜きされた[[ヒートシンクマザーボード]]が取り付けられていることも多い。では[[CPU]]の高負荷状態が長時間続くと不安定になることがある。数十秒から数分程度の短時間の高付加状態では症状が出ないため、どうせ[[エクセル]]程度しか動かさず起動時以外は常に低負荷状態である[[社畜PC]]などでは手抜きされやすい。
== 関連項目 ==
* [[マザーボード]]* [[CPU]]* [[電源]]