Xamarin Studio
2013年6月7日 (金) 05:49時点における180.56.84.51 (トーク)による版
概要
Xamarin Studioは大雑把にいうとMonoDevelopがバージョン4.0となる際に改名されたものである。 なお、MonoDevelop公式サイトでは「MonoDevelop 4.0」という名称で記述されているが、インストーラーパッケージは「XamarinStudio」と記述されいたりする。ようするに好きなように呼べということであろう。 [2]
その名称がMonoDevelopからXamarin Studioに改称されるにあたり、パッと目につくUI部分も全面刷新されており、使い勝手はまるで別物といえる状況となっている。なお、内部的な仕様はそこまで変わっていないようで、アドオンなどはそのまま使えることが多い。
Xamarin Studio自体はVisual Studio Shellのような統合開発環境の枠組みだけを提供するものであり、特定のプログラミング言語などに依存するものではない。そのため各種プログラミング言語やプラットフォームへ対応するためのアドオンを入れることで利用するようになっている。ただし、あらかじめXamarin Studioと各種プラットフォーム対応アドオンがパッケージ化されて配布されており、有名どころのプラットフォームの場合は意識してどうこう言うものでもない。
ちなみに、2013年6月7日現在もMonoDevelop時代から変わらずMac OS X上での日本語入力ができないままである。ただ株式会社クリアコードの尽力により、その致命的な問題を解決するGtkIMCocoaの開発が進められており、まだ正式リリースではないものの、既にそこそこ動作させることは可能となっている。
関連項目
- Xamarin Studio - MonoDevelopがリネームしたもの
- Xamarin.Mac - MonoMacがリネームしたもの
- Xamarin.iOS - MonoTouchがリネームしたもの
- Xamarin.Android - Mono for Androidがリネームしたもの / Mono for AndroidもMonoDroidがリネームしたもの