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PCエンジンコアグラフィックスⅡ

4 バイト除去, 2019年3月9日 (土) 11:02
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 この商品は「初代[[PCエンジン]](白PC)」「[[PCエンジンコアグラフィックス]]」に続く、PCエンジン本体の3代目である。発売は「コアグラフィックス」発売から1年半後の1991年6月。「コアグラ」と「コアグラII」では基本性能は全く変更されておらず、カラーリングとボディデザインのみが変えられただけのマイナーチェンジだ。
 ただし、「白PC」から「コアグラ」への移行のときと異なる点が一つある。それは価格が5000円も下げられたこと。PCエンジンはこれ以前に機能を削減して18800円に価格を抑えた「[[PCエンジンシャトルPCエンジンシャトル]]」を発売したことがあるが、性能が変わらないPCエンジン本体の値段を下げたのはこれが最初だ。
 この「コアグラII」発売はPCエンジン史上重要な転機となるNEC-HEの戦略の一環だった。1990年年末のスーパーファミコン発売で一気にシェアを巻き返されたPCエンジンサイドは、PCエンジンがリードしていた分野、CD-ROMにマシンを特化させて生き残りを図ろうとする。そこで従来のCD-ROM2システムの欠点だったバッファRAMを4倍に増強した「SUPERCD-ROM2」への移行が決定され、これをPCエンジンの主力とすることにしたのだ。「コアグラフィックスII」はそうした戦略の一環として発売され、それと同時に「SUPER CD-ROM2」の正式発表がなされている。
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