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VDI (Virtual Desktop Infrastructure)

2,419 バイト追加, 2019年8月6日 (火) 04:15
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'''VDI'''(Virtual Desktop Infrastructure、通称:デスクトップ仮想化)とは、[[サーバー]]側に[[仮想PC]]を用意する方式の[[シンクライアント]]のことである。

== 概要 ==
小さな[[PC]]を大量に搭載した[[ブレードサーバー]]を使用した[[シンクライアント]]に近いことを、
一般的な[[ラックマウントサーバー]]と[[ハイパーバイザー]]を利用して再現することができる。

== 価格 ==
[[ブレードサーバー]]は独自仕様となるため量産効果も効かず、どうしても価格は高くなってしまう傾向がある。
その点、一般的な[[ラックマウントサーバー]]であれば各社似たような価格で入手できる。
ただし[[ハイパーバイザー]]のライセンス料などを考慮すると[[ブレードサーバー]]の方が安い場合もある。

== 性能 ==
VDI機能を有効にした[[ハイパーバイザー]]では必要に応じて[[ゲストOS]]([[仮想マシン]])の起動と終了を行うものが多い。
これによりアクセスが少ないときは広大なリソースを利用できサクサク動く。
一方でアクセスが集中したときなどはリソースがカツカツになって非常に重くなる。

[[ブレードサーバー]]型はあくまでクライアントPCが[[サーバー]]室に大量に用意されているだけなので、
アクセスが多かろうが少なかろうが安定した性能となる。※ほとんどのブレード製品は[[社畜PC]]を模した[[Atom]]や[[Celeron]]なのでクッソ遅い。

ではVDI型で「リソースがカツカツにならないように余裕を持った性能」にしようとすると今度はサーバーの価格が跳ね上がる。
なぜなら[[コンピューター]]の価格はある一定を超えると「性能が2割増えることに価格は2倍になる」という特徴があるからだ。
サーバーを高性能なものにしようとすればするほど[[コスパ]]は悪化するのである。

== 総論 ==
* 小規模な場合は[[シンクライアント]]などいらん。
* 中規模な場合は[[ブレードサーバー]]型で高性能なブレードを搭載するほうがいいかもしれない。
* 大規模な場合はVDI型の方が管理が楽。

== 関連項目 ==
* [[シンクライアント]]
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