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SDL

1,405 バイト追加, 2020年3月10日 (火) 01:46
ページの作成:「'''SDL''' (語源:Simple DirectMedia Layer)とは、クロスプラットフォームのマルチメディアライブラリである。 == 利点 == OSの垣根…」
'''SDL''' (語源:Simple DirectMedia Layer)とは、クロスプラットフォームのマルチメディアライブラリである。

== 利点 ==
[[OS]]の垣根を超えて、グラフィックスの描画、音声の再生、キーボードやゲームパッドの入力処理などを比較的簡単に実装できる。

SDLは「[[OS]]の垣根を越えたウインドウの生成」をもサポートしている高レベルAPI群である。
たったこれだけでウインドウが表示できる。
window = SDL_CreateWindow()

フルスクリーンが前提の[[ゲーム]]の開発に向いており、[[オープンソース]]の[[ゲームエンジン]]などでもよく利用されている。

== 欠点 ==
前述のようにSDLは「[[OS]]の垣根を越えたウインドウの生成」からサポートしている高レベルAPI群である。これは手軽さを得られる一方で高レベルAPIすぎるゆえに用途によっては欠点にもなっている。
[[Windows]]や[[macOS]]などで「ウインドウの一部分の描画にだけ使いたい」「OS固有のGUI部品と併用したい」「ウインドウなしで[[GPGPU]]用途で使いたい」といった場合には対応が難しいのだ。

ウインドウ表示が基本となる[[3DCAD]]なんかの実装では使いにくい。
そのような用途では「[[Veldrid]]」がいいぞ。

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