1,346 バイト追加,
2022年4月11日 (月) 03:00 '''バックフェイスカリング'''([[英語]]:backface culling)とは、視点からは「見えないはずの裏向きの[[ポリゴン]]」を削除する処理をいう。
「視点から見てポリゴンが表か裏かを判定する処理」は「力任せに描画処理を行う」より遥かに軽いのが一般的である。
なおバックフェイスカリングだけでは「表向きポリゴンの重なり」という無駄な描画処理までは排除できない。
== 裏表の判定方法 ==
=== 面法線を使う ===
視点方向ベクトルとポリゴンの面法線ベクトルという2つのベクトルのなす角が90度以上か否かで判定する。
ポリゴンが法線を持っている必要はあるが、その他の事前条件はほぼない。
[[コンピューターグラフィックス]]の教科書ではこの方法が紹介されていることが多い。
=== 頂点の位置の出現順を使う ===
頂点の位置の出現順が「時計回り」か「反時計回り」かで判定する。
3Dモデルを構成するポリゴンがこのルールに従って作られている必要がある。
計算量は圧倒的に少ない。
[[Direct3D]]や[[Vulkan]]では標準でこの方法が使われている。
[[category: コンピューター・グラフィックス]]