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2022年5月23日 (月) 02:29 '''CAP定理'''(読み:きゃっぷていり)とは、
* 一貫性(Consistency)
* 可用性(Availability)
* 分断耐性(Partition-tolerance)
の3つうち、同時に満たせるのは2つまで、という定理である。
逆をいえば、どれか1つを捨てなければならない。
<br />
==概要==
===一貫性===
一貫性とは、最新の書き込み[[データ]]を確実に受け取れること。
いわゆる「[[トランザクション処理]]」ができるこという。
===可用性===
可用性とは、特定の[[サーバー]]に障害発生しても全滅しないこと。
いわゆる「[[単一障害点]]」がないことをいう。
===分断耐性===
分断耐性とは、ネットワーク分断が発生しても動き続けること。
「大規模なネットワークで単一障害点の排除など現実的には無理だ」という考え方である。
==主な製品のCAP定理==
===データベース===
{| class="wikitable"
|+
!
!C
!A
!P
!備考
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|Apache Cassandra
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|○
|○
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|Apache CouchDB
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|○
|○
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|-
|Apache HBase
|○
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|○
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|-
|Hypertable
|○
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|○
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|-
|MongoDB
|○
|
|○
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|-
|RDBMS(MySQLやPostgreSQLなど)
|○
|○
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|}