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Amazon EC2

2,940 バイト追加, 2012年5月2日 (水) 03:20
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'''Amazon EC2'''(あまぞん・いーしーつー)とは、[[アマゾン]]が提供している[[Amazon Web Services]](AWS)の中核をなすサービスのひとつで、[[Xen]]を使った従量課金制の[[レンタルサーバー]](いわゆる[[VPS]])である。

正式名称は '''Amazon Elastic Compute Cloud'''(あまぞん・えらすてぃっく・こんぴゅーと・くらうど)と長ったらしいので、誰もが'''EC2'''という略称で呼んでおり、[[アマゾン]]自身も公式サイトのトップページのタイトル以外はEC2と略している。

正式名称の中の単語に「クラウド」あることからわかるように、いわゆる最近流行の[[クラウドコンピューティング]]の一種ではあるが、[[クラウドコンピューティング]]の代表的な存在として名の上がることの多い[[AWS]]の他のサービス([[Amazon RDS]]など)や[[Windows Azure]]などの[[PaaS]]とは異なり、EC2はもっと低レベルな[[HaaS]]となっておりクラウド感はほぼない。「ただの[[Xen]]を使った[[レンタルサーバー]]をクラウドと呼ぶとな何事か」という批判があったためEC2と略しCloudの文字を消したという説もあるが、真相は定かではない。

Amazon EC2は、一般的な前払いのVPSと異なり、サーバーの増減をコントロールパネル上で即座に行える。
これは従量課金制なので、あとからまとめて請求がくるようになっているためである。

Amazon EC2の料金は数ある[[レンタルサーバー]]の中でも結構高めの部類に入るが、「一定の使用量までは無料」というサービスもやっており、その範囲内で納めれば0円である。たとえば一番しょぼいサーバー1台であれば月額0円(正確には「1か月750時間無料」、24時間x31日=744時間)。

Amazon EC2 は一般的な[[VPS]]と同様に[[OS]]も選べ、[[Linux]]をはじめ、[[Windows]]などを使うこともできる。
なお、有償のRedHat Enterprise LinuxやWindows Serverを使う場合のOS自体のライセンス料は、EC2の従量課金の部分に上乗せされるので、別途買う必要はない。
Amazon EC2はあくまで[[Xen]]の[[仮想マシン]]を貸してくれるだけのサービスなので、[[Windows Azure]]や[[Google App Engine]]のように[[プログラム]]の開発に用いる[[プログラミング言語]]が限定されるというようなこともない。
そのかわり[[OS]]のセキュリティ対策などは自前でやらなければならないという。

運用管理工数のうち減るのはハードウェアの保守のみである。

== 関連項目 ==
* [[Windows Azure]]
* [[Google App Engine]]

== 参考文献 ==
<references/>

== 外部リンク ==
* [http://aws.amazon.com/jp/ec2/]

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